教会日記その二2019.11.8(カトリック町田教会「主日のミサ」土曜日) [教会日記]

今日は、2週間ぶりにお休みとなり、疲労困憊でお昼まで熟睡でした(⌒-⌒; ) 夜は、私が所属するカトリック町田教会で、18時30分からの主日のミサに与りました。
祭壇前の生け花です。いつも綺麗ですね(^_^)
002C4452-7193-4359-930B-B885857C0BD9.jpeg
ミサでは、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、行方不明となっている小学一年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんのケガが完治しますようにと心を込めてお祈りしました。

ところで、ミサが始まる前に、聖堂のロビーで信徒ではない初めて町田教会を訪れた若いご夫婦にお会いしました。ミサは初めてのご様子でしたので、体験的にミサに与っていただきました。終わってから少しお話しをさせていただきました。主イエス・キリストの平安と豊かなお恵みがお二人にありますようにお祈りいたします。
nice!(0)  コメント(0) 

「チェンストホヴァの聖母(ヤスナ・グラの聖母)」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

「チェンストホヴァの聖母」は、ポーランドのクラクフ近郊の聖地チェンストホヴァのヤスナ・グラ修道院にあります。イエス・キリストを抱いたマリア像のイコン画です。修道院の火災(放火)時の煤で、聖母マリア様の顔が黒くなったと言われていますが、イコン画の特徴で、経年で黒くなったとも言われています。お顔が黒くなっていることから「黒い聖母」の名もあり、一般的には「黒い聖母」の名で呼ばれているそうです。
黒い聖母2.jpg
聖母様のお顔に大きな傷が2本あります。この傷跡はモンゴル人がこの黒いマドンナを盗もうとした時、イコンが突然重くなり、盗めなかった腹いせに切りつけた際の傷跡という逸話があるそうです。また、頬に付いた傷跡から本物の血が流れたという言い伝えもあるそうです。
黒い聖母.jpg
このイコンは、1382年にヤスナ・グラ修道院を建てたオポーレ公ヴワディスワフによってエルサレムからチェンストホヴァに持ち込まれ、ヤスナ・グラ修道院に安置されました。1655年、スウェーデン軍がポーランドを侵略した時、ワルシャワやクラクフまで占領されましたが、ヤスナ・グラ修道院だけはスウェーデン軍の攻勢に屈せず、「黒い聖母」がもたらした奇跡だと語り継がれているそうです。フス戦争後期にフス派に傷付けられたことから、以降ポーランドにおける愛国心の象徴とされ、カトリック教派の拡大、ロシアからの独立運動、共産主義国家時代の民主化運動などに影響を与えています。
チェンストホヴァの聖母の祝日は8月26日で、「聖母の被昇天」の祝日の8月15日には、ポーランド全土から徒歩で、また世界各地からも信者が訪れるそうです。ポーランドは大多数がカトリック教会の信徒であり、このイコンもカトリック教会で有名ですが、同じイコンはポーランド正教会(チェンストホヴァの神の母イコン聖堂)でも崇敬されています。

【イコン】
「イコン」については、このブログの2016年6月30日に掲載した「イコンのお話し」をご参照ください。https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2016-06-30
nice!(0)  コメント(0)