教会日記2021.2.20(カトリック成城・聖タデオ教会「主日のミサ」土曜日) [教会日記]

今日は、カトリック成城・聖タデオ教会の16時からの「主日のミサ」に与りました。先週から「主日のミサ」は毎週土曜日に与ることにしました。緊急事態宣言が出ているため、ミサ中に聖歌は歌わないことになり、日曜日の「主日のミサ」での聖歌隊の奉仕活動がないため、土曜日の「主日のミサ」に与ることにしました。

ミサは、いつものように3蜜を避けるため、ソーシャルディスタンスで入堂制限があります。普段は200人以上入れる聖堂ですが、今は47人しか入れません。ですから、聖堂に入れない人のために、信徒館でスクリーンで映してオンラインミサに与る(42人)対策をしています。 また、マスクの着用はもちろんのこと、聖堂(信徒館)入口の受付でカードに氏名と電話番号の記入と手の消毒があります。
そして、緊急事態宣言の再発出を受けて、東京大司教様から「各教会での感染対策を見直し、徹底するように」と求められ、1月16日(土)から3月28日(日)まで、主日のミサは、土曜日16時・日曜日9時30分・日曜日14時となり、平日のミサは、火曜日と金曜日の7時からになりました。なお、ご高齢の皆様のために、毎週金曜日10時に行なってきた「言葉の祭儀と聖体拝領」は引き続き行われています。

ミサでは、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
とお祈りしました。
また、行方不明となっている小学2年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、仕事の同僚と同じ病の私の親しいご婦人の二人の病気が癒されますようにお祈りしました。
nice!(0)  コメント(0) 

今日の日記2021.2.20(お昼のお弁当!) [日記]

今日は、早朝から出勤して懸案となっていた仕事を仕上げ、他に担当業務を行ってお昼のお弁当にありつきました!いつものことながら美味しかったですね~!タケノコとフキの煮物が最高でした!
お弁当.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

『使徒信条』について [祈り]

日本語の『使徒信条(しとしんじょう)』は、ラテン語では原文の冒頭の語をとって「クレド(Credo)」 という名称です。ミサで唱えられる私達信徒の代表的で基本的な“信仰告白”です。使徒信経(しとしんきょう)という人もいます。ローマ教会の古来の洗礼式の信条である「ローマ信条(2世紀後半ごろ)」に基づいて作られたもので、早くから公同の信条として用いられてきました。使徒信条という名称は、この信条が使徒たちの忠実な信仰のまとめとみなされていることによるということです。全部を12節に分け、十二使徒がそれぞれの節を書いたという伝説があるそうです。キリスト教の全教派に共通の日本語訳は存在しません。教派ごとに、また時代によってもいくつかの訳が存在します。カトリック教会は次のとおりです。

◯信徒信条(現代語訳)
「天地の創造主、全能の父である神を信じます。
父のひとり子、わたしたちの主イエス・キリストを信じます。
主は聖霊によってやどり、おとめマリアから生まれ、
ポンティオ・ピラトのもとで苦しみを受け、
十字架につけられて死に、葬られ、陰府(よみ)に下り、
三日目に死者のうちから復活し、
天に昇って、全能の父である神の右の座に着き、
生者(せいしゃ)と死者を裁くために来られます。
聖霊を信じ、聖なる普遍の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、からだの復活、
永遠のいのちを信じます。
アーメン。」
(2004年2月18日:日本カトリック司教協議会認可)

◯使徒信経(文語訳)
「われは、天地の創造主、全能の父なる天主を信じ、
またその御独り子(おんひとりご)、われらの主イエズス・キリスト、
すなわち聖霊によりて宿り、童貞マリアより生まれ、
ポンシオ・ピラトの管下にて苦しみを受け、
十字架に付けられ、死して葬られ、
古聖所(こせいしょ)に降りて(くだりて)三日目に死者のうちよりよみがえり、
天に昇りて全能の父なる天主の右に坐し、
かしこより生ける人と死せる人とを裁かんために来り給う(きたりたもう)主を信じ奉る。
われは聖霊、 聖なる公教会、諸聖人の通功、罪の赦し、肉身のよみがえり、終りなき命を信じ奉る。
アーメン。」

◯使徒信条(ラテン語)
「Credo in Deum, Patrem omnipotentem, Creatorem caeli et terrae,
et in Iesum Christum, Filium Eius unicum, Dominum nostrum, qui conceptus est de Spiritu Sancto, natus ex Maria Virgine, passus sub Pontio Pilato, crucifixus, mortuus, et sepultus, descendit ad inferos, tertia die resurrexit a mortuis, ascendit ad caelos, sedet ad dexteram Patris omnipotentis, inde venturus est iudicare vivos et mortuos.
Credo in Spiritum Sanctum, sanctam Ecclesiam catholicam, sanctorum communionem, remissionem peccatorum, carnis resurrectionem, vitam aeternam.
Amen.」

他に、「ニケア・コンスタンチノープル信条」があります。キリスト教の司祭の総会議である第1回コンスタンチノーブル公会議(381年)後に作られました。ミサで、使徒信条を唱えるときは、この「ニケア・コンスタンチノープル信条」を唱えている教会もあります。私が所属するカトリック成城教会も、この「ニケア・コンスタンチノープル信条」を唱える時もあります。見てのとおり少々長いですね(⌒-⌒; )

◯ニケア・コンスタンチノープル信条(現代語訳)
「わたしは信じます。
唯一の神、全能の父、天と地、見えるもの、見えないもの、
すべてのものの造り主を。
わたしは信じます。
唯一の主イエス・キリストを。
主は神のひとり子、
すべてに先立って父より生まれ、
神よりの神、光よりの光、まことの神よりのまことの神、
造られることなく生まれ、父と一体。
すべては主によって造られました。
主は、わたしたち人類のため、
わたしたちの救いのために天からくだり、
聖霊によって、おとめマリアよりからだを受け、
人となられました。
ポンティオ・ピラトのもとで、
わたしたちのために十字架につけられ、
苦しみを受け、葬られ、
聖書にあるとおり三日目に復活し、
天に昇り、父の右の座に着いておられます。
主は、生者(せいしゃ)と死者を裁くために
栄光のうちに再び来られます。
その国は終わることがありません。
わたしは信じます。主であり、いのちの与え主である聖霊を。
聖霊は、父と子から出て、
父と子とともに礼拝され、栄光を受け、
また預言者をとおして語られました。
わたしは、聖なる、普遍の、使徒的、唯一の教会を信じます。
罪のゆるしをもたらす唯一の洗礼を認め、
死者の復活と
来世のいのちを待ち望みます。アーメン。」
(2004年2月18日 日本カトリック司教協議会認可)

●参考図書
『信条 クレド ―教皇講話集―(ペテロ文庫)』
発行:カトリック中央協議会
著者:ベネディクト教皇・フランシスコ教皇
定価:900円+税
nice!(0)  コメント(0)