支援活動日記2020.9.17(山谷夜回りの会活動) [支援活動日記]

今夜は、仕事が終わってからホームレス支援活動グループ「山谷夜回りの会」の活動に参加しました。
猛暑の季節も終わりを告げ、まだ少し蒸し暑さが残るものの、朝夕は随分と涼しくなりました、新型コロナウイルスは相変らずですが、とにかく早く終息してもらいたいものです。「山谷夜回りの会」は、東京の寄せ場地域(日雇い労働者の町)である山谷地区で暮らす野宿者(ホームレス)の皆さんに、おにぎりやパンの食べ物、生活に必要な物資を夜回りしてお届けしている団体です。第一・第三木曜日の19時30分にJR南千住駅改札前に集合し、おにぎりや日用品などをホームレスの皆さんに届けます。「山谷夜回りの会」の詳細は、ホームページをご覧ください。
https://yomawari.yomibitoshirazu.com/

今日も東京スカイツリーが夜空にキレイでしたー!
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私は、一人の人間として、また、キリスト者(クリスチャン)としても、このような支援活動を行うことが本望です。働けなくて経済的に困窮し、路上生活を余儀なくされている人、家族に見放され精神時に不調をきたし、路上生活を余儀なくされている人、ホームレスになった人にはいろいろな理由があるのです。行政には限界があり、国や地方自治体ができないところを私たちが支援しなければなりません。イエス・キリストは、「自分を愛するように隣人を愛すること。」と説いています。隣人への愛ですね。

今夜も台東区端の泪橋交差点から少し歩いた所にある、《いろは商店街(以前は200mほどのアーケード商店街でした)》に、ビニールシートで寝ている方を含めて50人ほどのホームレスの皆さんが私達を待っていました。集まった12人でホームレスの皆さんに、パン、マスク、タオル、軍手、石鹸、歯ブラシ、髭剃り、靴下、上下の下着類、ズボンなどをお配りしました。集まった皆さんは、私のような仕事帰りの社会人、若い20歳代~30歳代の社会人や大学生など、若い人たちが中心となって使命感を持って支援活動に取り組んでいます。

9月上旬までのような猛暑は終わり、朝夕は涼しくなって過ごしやすくなってきましたね。季節の変わり目を迎えていますから、これからは風邪をひかないように気を付けてもらいたいものです。ホームレスの皆さんは路上で寝る方も多く、衛生的に極めて悪い環境にありますから、体調には十分に気を付けていただきたいですね。活動が終了して反省会を行って20時50分に解散し、今は既に帰りの電車の中です 。
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「聖ロベルト・ベラルミン司教教会博士」のお話し [聖人・福者・尊者]

今日9月17日は、「聖ロベルト・ベラルミン司教教会博士」の任意の記念日です。
ロベルト・フランチェスコ・ロモロ・ベラルミン(イタリア:1542年-1621年)は、イエズス会司祭で、カトリック改革に最も功労のあった枢機卿の一人です。1930年に聖人および教会博士に列せられました。イタリアのモンテプルチャーノで10人兄弟の3番目に生まれ、教皇マルケルス2世の母方の甥にあたります。幼い頃から神童ぶりを発揮し、ラテン語が堪能で、バイオリンを弾き、ウェルギリウスを暗誦し、イタリア語やラテン語の詩を数多く書き、彼の書いたマグダラのマリアの賛歌は「聖務日課祈祷書」に収められるほどでした。
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1567年から1568年にかけてパドヴァ大学に在籍し、トマス・アクィナス神学を学びました。1560年にイエズス会に入り、1570年に叙階され、ベルギーのルーヴァンでトマス・アクィナスの『神学大全』を教え、有名な説教家となりました。このころ「神の恵みと人間の自由意志の問」題について、人間の意志の努力によって徳を積み、救いに達しようというペラギウス的発想を唱え、ベルギーの神学者バイウスと対立しました。プロテスタントの宗教改革者たちとの論争に備え、教会史、教父学、聖書学を研究して体系づけ、その後、1576年にイエズス会のナポリの管区長になり、1598年、クレメンス8世の時に枢機卿になりました。

神学者として公教要理をまとめて教会に大きな影響を与える一方、貧しい人びとを援助するために、自らは質素な生活を営んだそうです。優秀な学者であった彼は、ベニスでの反聖職者勢力との争い、そしてプロテスタントであるイギリスのジェームズ1世との対立の際、「教会と国との関係において、権威は、民衆のなかにあって、神から与えられたものである」と主張して使徒座を擁護しました。思想上、プロテスタント神学者たちと対立しましたが、彼らのために熱心に祈り、個人的に非難することはありませんでした。霊的指導者として聖アロイジオ・ゴンザガを助け、聖フランシスコ・サレジオが聖フランシスカ・ド・シャンタルと設立した「聖母訪問修女会」が聖座から正式認可されるために尽力しました。晩年には、信心や教訓的な多くの著作を残し、1621年にローマで亡くなりました。
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教会日記2020.9.17(カトリック成城教会「平日のミサ」木曜日) [教会日記]

今日も出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城教会で7時からの平日のミサに与りました。今朝は少々蒸し暑さを感じますね。東京都の予想し高気温は29度ですが、体感気温は30度を超すでしょう。さて、今日の平日のミサで、6月20日(土)にミサが再開されてから90日間連続してミサに与ったことになります。ミサに与ればいいというものではありませんが、やはり毎日ご聖体を拝領することで、少しでも信仰を深めることができていると確信しています。

ミサでは、先週から共同祈願でお祈りしている「すべてのいのちを守るためのキリスト者の祈り」をお祈りしました。そして、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、行方不明となっている小学2年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんの病気が完治しますようにと心を込めてお祈りしました。
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旧約聖書:箴言・第6章・第24〜第35節 [聖書]

「戒めは灯、教えは光。
懲らしめや諭しは命の道。
それはあなたを悪い女から異邦の女の滑らかな舌から守ってくれる。
彼女の美しさを心に慕うな。そのまなざしのとりこになるな。
遊女への支払いは一塊のパン程度だが人妻は貴い命を要求する。
火をふところにかきこんで衣を焼かれない者があろうか。
炭火の上を歩いて足にやけどをしない者があろうか。
友人の妻と通じる者も同様。彼女に触れれば、罰せられずには済まない。
飢えを満たそうとして盗みを働いた者をだれも侮りはすまいが、それでもつかまれば、七倍の償いをし、家財の一切をそれにあてなければならない。
人妻と密通する者は意志力のない男。身の破滅を求める者。
疫病と軽蔑に遭い、恥は決してそそがれない。
夫は嫉妬と怒りにかられ、ある日、彼に報復して容赦せず、どのような償いをも受け入れず、どれほど贈り物を積んでも受け取りはすまい。」

自分から明確な意思をもって積極的に“不倫”をすることは問答無用ですが、いわゆる“誘惑”は、男女を問わずいつでも誰にでもあるものです。この誘惑を退けるのは、その人の“理性(善悪・真偽を正当に判断する力)”であると思いますが、もう一つは信仰心だと思います。誘惑に遭遇した時は、信仰心が抑止になってくれるのです。

キリスト教だけでなく、イスラーム(イスラム教)であれ仏教であれ神道であれ、信仰心は人を善に導いてくれます。私は大学で倫理学を専攻していましたが、若いときは………自戒する日々でしたΣ( ̄ロ ̄lll) ちなみに、学生時代にアウグスティヌスの『告白録』を読んで共感しましたが、それは私だけでしょうか?( ̄▽ ̄;)
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