教会日記2020.9.13(カトリック成城教会「主日のミサ」日曜日) [教会日記]

今日は、カトリック成城教会で10時からの主日のミサに与りました。曇り空で気温が下がり少しは過ごしやすい日となりました。雨が心配されましたが、帰宅するまで大丈夫でした。さて、ミサが終わってから聖歌隊(成城教会聖タデオ聖歌隊)の皆さんにお誘いいただき、カフェでお茶をして → 次に美味しいお蕎麦屋さんで昼食 → そして再度カフェでお茶をして解散となりました。楽しい時間を過ごさせていただきました(^O^)
ちなみに、今日は「聖ヨハネ・クリゾストモ司教教会博士の記念日でしたが、ミサでの記念のお祈りはありませんでした。それは、主日と重なった場合、主日が優先するため聖人の記念日や祝日でも特別のお祈りはしない慣しになっているのですね。ただし、今日のように主日と聖人の記念日や祝日が重なっても、その聖人が教会の守護聖人になっている場合は、その教会ではミサで聖人へお祈りを捧げるそうです。

ミサは、いつものように3蜜を避けるため、ソーシャルディスタンスで入堂制限がありますから40人くらいしか入れません。ですから、聖堂に入れない人のために、信徒館でスクリーンで映してミサに与る対策もしています。また、マスクの着用とはもちろんのこと、聖堂(信徒館)入口の受付でカードに氏名と電話番号の記入と手の消毒があります。そして、ミサの時間を通常よりも短縮するためと信徒の声の発生を少なくするために、約30分のミサとなっています。聖歌は歌いません( ̄◇ ̄;) 毎回残念なことですね(T_T)

ミサでは、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、行方不明となっている小学2年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんの病気が完治しますようにと心を込めてお祈りしました。
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「聖ヨハネ・クリゾストモ司教教会博士」のお話し [聖人・福者・尊者]

「死は安息であり、労働と世間の悩みからの解放です。あなたの家族の一人が亡くなっても絶望してはいけません」(聖ヨハネ・クリゾストモ司教教会博士の言葉です。)
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今日9月13日は、聖ヨハネ・クリゾストモ司教教会博士の記念日です。このブログの2019年9月13日に掲載した記事を一部加筆して掲載いたします。
シリアのアンチオキアに生まれ、有名な学者リバニオスから修辞学を学び、また神学やギリシャ哲学も修めました。早くから修道生活を志して隠遁生活を始め、386年に司祭となりました。すばらしい説教によって人びとを感動させたことから、後世の人びとから「クリゾストモ」(黄金の口)と称えられるようになりました。説得力ある内容・話し方だったのですね。

その後、398年にコンスタンチノープルの総大司教に選ばれ、当時の社会道徳の乱れを正すように民衆を導きましたが、聖ヨハネの厳しい道徳的態度は教会内外からの反発を買ってしまい、403年の司教会議によって小アジアに追放されました。そこで、聖ヨハネは多くの書簡や著作を著わしましたが、407年9月14日にトルコのポントス州コマネ近郊で亡くなりました。

さて、聖ヨハネの言葉ですが、「死は安息であり、労働と世間の悩みからの解放」というのは理解できることですね。亡くなった本人があらゆることから解放されるわけですから。聖ヨハネは、だから絶望してはいけない(悲しんではいけない)と説いています。キリスト教は「復活」することを最大の教義として信じています。ですから死は復活までの安息なのですね。
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