「ハロウィーン」のお話し [日記(今日のニュース)]

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昨日は、英語の授業を担当している教授とその受講学生が、いろいろなキャラクターに仮装して大学内を回りました。(写真)これはハロウィーン(Halloween)をとおして英語を学ぶという授業の一環なのですね。各事務部門の事務室では、お菓子を用意しています。学生が「Trick or Treat」(トリック オア トリート):お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ!」(正式には「Treat me or I'll trick you」です)と言って、お菓子をもらうと「thank you(サンキュー):ありがとう」と言って次の事務室にお菓子をもらいに行きます。

10月31日のハロウィーンの起源は、古代ケルト人の祝祭(収穫祭)のことで、ケルト暦で10月31日は夏の終わりとされ、冬の始まる12月1日の前夜と考えられています。「All Hallows’ Eve(万聖節の前夜)」が短縮されてハロウィーンとなったといわれています。このハロウィーンの行事や風習が、アイルランドから19世紀に移民によってアメリカに伝わり、ハロウィーンの行事が盛んになったそうです。日本ではキリスト教の降誕祭(クリスマス)と同種に見られがちですが、キリスト教とはまったく関係はありません。

この日は、異界の扉が開いて日本のお盆のように死者の霊が帰ってきたり、悪霊、妖怪や魔女が徘徊すると考えられています。初めのころは、それらから身を守るために仮面をつけたり仮装したりして紛れるという行事で、魔除けにカブを提灯にしていたそうですが、アメリカに伝わってから生産量の多いカボチャに変わったそうです。カボチャをくりぬいて提灯(カボチャランタン)にしたのが有名ですね。この時期、街やお店の飾りはハロウィーン一色となり、関係グッズであふれています。魔女などに仮装した子ども達が「お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ!」と家々を回ります。でも、日本で盛んになったのはまだ最近のことですね。

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