教会日記その二2020.8.21(カトリック成城教会「ことばの祭儀と聖体拝領」金曜日) [教会日記]

今日は、カトリック成城教会での7時からの平日のミサに与って、終わってからしばらく静かなお御堂でお祈りと読書をしていました。そうしたら、10時から「ことばの祭儀と聖体拝領」が行われるということで、そのままお御堂に居すわり読書を続け、私も「ことばの祭儀と聖体拝領」に与りました。本日2回目のご聖体拝領です(^∇^)

新型コロナウイルス感染防止のため、その対策のために〈通常のミサ(約1時間)〉ができません。その代りに、〈条件付き公開ミサ(約30分)〉が行われることになり、6月20日(土)から実施しています。この「条件付き」とは、①聖堂内は、十分なソーシャルディスタンスをとること、②聖堂の窓と出入口扉の開放、③入堂の際の手指を消毒すること、④37度5分以上の熱のある方の入堂禁止、⑤ミサに要する時間の短縮(約1時間→約30分)、⑥信徒の発声を少なくする(聖歌をは歌わない)それと⑦75歳以上の方と基礎疾患(持病)のある方はミサに与れないなどです。

そこで、東京大司教区の菊地大司教から、「この度、聖体の秘跡に長期間与ることができないでいる、特にご高齢(75歳以上)の方々への配慮を、各教会の実状にあわせて検討してもよい。」とのお許しをいただきました。その一つの具体化として、成城教会では、条件付き公開ミサが継続される間、「ことばの祭儀と聖体拝領」を原則として毎週水曜日と金曜日の午前10時から行うこととし、8月5日(水)から開始されました。そのため、「初金ミサ」は、朝7時からに変更となりました。

この「ことばの祭儀と聖体拝領」は10分ほどの短い司式ですから、75歳以上の方であっても、基礎疾患がなく、介護を必要としていない状態の方は、体調に不安がなければ、どなたでも参加することができるようななりました。山本神父様から「ご家族ともご相談の上、行き帰りの感染防止にも十分留意され、お越しください。 」とのことで、75歳以上の方も毎週ご聖体を拝領できるようになりました(⌒▽⌒)
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教会日記2020.8.21(カトリック成城教会「平日のミサ」金曜日) [教会日記]

今日もカトリック成城教会での7時からの平日のミサに与りました。ここ3日間は読書三昧で、今まで「積ん読(つんどく)」となっていた本を片っ端から読んでいます。家の中だけでなく、電車の中、田舎の人通りがまったくないカフェのテラスも読書空間となっています。今読んでいるのは『ローマ法王の言葉』です。
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◯書名:『ローマ法王の言葉』
編集:講談社第一事業戦略部
協力:ローマ教皇庁、カトリック中央協議会
出版:株式会社講談社
発行:2019年11月1日
定価:1,500円+税

ミサでは聖ピオ10世教皇の記念日を記念してお祈りしました。そして、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、行方不明となっている小学2年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんの病気が完治しますようにと心を込めてお祈りしました。
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「聖母マリア様と日本」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

皆さんは、日本の歴史的な出来事と聖母マリア様の祝日や祭日が重なっているという事実をご存知でしょうか。これはとっても不思議なことだと思います。その事実について、このブログの2016年9月24日に掲載した記事をそのまま再掲載いたします。

1.皆さんは、社会科の授業で習ったと思いますが、1549年8月15日に鹿児島の海岸に上陸し、日本に初めてキリスト教を伝えたのは、イエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルでしたね。日本に着いた日が、ちょうど「聖母マリアの被昇天の祭日(8月15日)」でした。

2.そして、日本に着いた日が「聖母マリアの被昇天の祭日(8月15日)」に当たっていたこともあって、ザビエルは、日本を聖母マリア様に捧げたのでした。日本を聖母マリア様の保護のもとに置けば、日本には平和が訪れて国民は幸せになれるとザビエルは考えたからです。

3.第二次世界大戦で、日本がハワイの真珠湾攻撃を機にアメリカなどに宣戦布告し、太平洋戦域の戦いが始まったのは1941年12月8日です。カトリック教会で12月8日は、聖母マリアがその母である聖アンナの胎内に宿ったことを記念する「無原罪の聖マリアの祝日」です。

4.第二次世界大戦(太平洋戦域の戦い)が終わったのは、1945年8月15日です。日本では「終戦記念日」ですね。この日は、前述のとおり「聖母マリアの被昇天の祭日」の日です。やっとのことで悲惨な戦争が終わりを告げた日が、聖母マリア様が天に登られた日なのです。

5.そして、第二次世界大戦終結後、連合国軍による日本の占領政策が終わり、日本が独立国として認められたサンフランシスコ講和条約が、アメリカのサンフランシスコ市で調印されたのは、1951年9月8日のことです。この9月8日は、「聖母マリア様の誕生日」に当たります。

6.最後に、日本の建国を祝う記念日である「建国記念日」の2月11日は、フランスのルルドにある「ルルドの聖母マリア様の祝日」と同じなのです。これは単なる偶然かもしれません( ̄◇ ̄;) しかし、こんなにも偶然が重なるものでしょうか!何かありますね。絶対にあります!

日本は聖母マリア様に護られているのです!だからです。だったら、なぜ約300万人ほどの戦死者を出した悲惨な戦争を止めることができなかったか?という疑問が出てきます。これは人間がやったことですから解釈の仕様もないところですが、でも、私は次のように解釈しています。聖母マリア様は「当時、世界の中で、強大な軍国主義大国として、他国を侵略していた“思い上がった”日本を、戦争で自滅する前に、悲惨な体験をとおして真の平和国家として歩ませるようにした。」のではないかと考えます。いずれにしても、戦争で犠牲になった多くの尊い魂に永遠の安息がありますようお祈りいたします。
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