トーマス・マンのことば [キリスト者(クリスチャン)]

「幸福とは愛することであり、愛する対象へわずかに心許なく近づいて行く機会を捉えることである。」

パウル・トーマス・マン(ドイツ:1875年~1955年)は、プロテスタント教会のクリスチャンで小説家です。ドイツ、リューベックの富裕な商家に生まれ、『トーニオ・クレーガー』『ヴェニスに死す』などの芸術家小説や教養小説の傑作『魔の山』を発表し、1929年にノーベル文学賞を受賞しました。
1933年にナチスが政権を握ると亡命し、スイスやアメリカ合衆国で生活しながら、聖書の一節を膨大な長編小説に仕立てた『ヨセフとその兄弟』、ゲーテに範を求めた『ヴァイマルのロッテ』などを発表しています。兄のハインリヒ・マン、長男のクラウス・マンも有名な作家です。学生時代に『ヨセフとその兄弟』を読みました。今も自室の書棚にあります。

マンは、幸せを愛することと定義し、その“愛する対象へ近づく機会を捉えること”は幸せなことであると述べています。確かに若いころは愛する人に近づくことは幸せな瞬間でした~(⌒-⌒; ) 今もですね!
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