「ブラッドストーンのロザリオ」のご紹介 [ロザリオ日記]

今日ご紹介するロザリオは、濃緑色のブラッドストーンを使ったロザリオです。原石の写真を見ると濃緑色に赤い色が混ざっています。古くは、キリスト教会の聖像などを飾る材料として広く用いられたそうです。血液に関する治療や安産のお守り石として用いられたり、現在では主に指輪などのアクセサリーに利用されています。

この石には多くの伝承がありますが、そのうちの一つの伝承に、イエス・キリストが磔刑(たっけい:十字架の刑)になった時、ローマ軍の兵士にわき腹を槍で突き刺されました。その傷口から鮮血が十字架の下にあった碧玉(ジャスパー)にしたたり落ち、赤い斑点のある石、つまりブラッドストーンに変わったというものです。

先日ご紹介した「マラカイトのロザリオ」と同じく、このロザリオもチェーンの部分がしっかりしていますから、切れる(外れる)などのトラブルは少なくなります。当分はこのロザリオを普段使いにしたいと思います。ただ、十字架だけは、マラカイトのロザリオに付けたシルバー製の十字架を外し、こちらに付け替えました。

ブラッドストーンのロザリオです。聖書(カバー)の上に置いて撮影しました。
9171485C-04CB-4191-AFD6-237A665FFF4E.jpeg
ブラッドストーンの原石です。ほとんどは濃緑色ですね。
72505814.jpg
加工して珠にしたものです。赤い斑点があるのが特徴です。いろいろな形に加工するため、原石から取る部分によっては濃緑色や赤色だけになったりします。
headimg_bloodstone.jpg
【ブラッドストーン】
ブラッドストーン(bloodstone)は、濃緑色半透明の玉髄で、赤い斑点を有する石です。血石、血星石、血玉石、血玉髄、ヘリオトロープ(太陽を呼び戻す石の意)とも呼ばれます。ブラッドストーンの名称は、赤い斑点が血を連想させることに由来します。主な産出地はインドです。性質・特徴は、鉱物学的性質・特徴は、細かい粒の石英の結晶が集まった碧玉(ジャスパー)の一種で、赤色や赤褐色の斑点があります。この赤色の斑点の正体は「酸化鉄」です。
ちなみに、古い歴史を持つブラッドストーンの石言葉は、「勇気、聡明、献身」です。 心をしずめて潜在能力を開花させ、気力や困難に負けないパワーを与えるとされています。 目標に向かって真っすぐに前進したい方や、新しい分野に挑戦したい方へお勧めですだそうですよ………信じるも信じないも、この石を持つ人の気持ちしだいですね( ̄▽ ̄;)
nice!(0)  コメント(0) 

教会日記2022.7.26(カトリック成城・聖タデオ教会「平日のミサ」火曜日) [教会日記]

今朝は、出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城・聖タデオ教会の7時からの「平日のミサ」に与りました。朝から雨ですね。今は、気温は25度くらいですが、これから蒸し暑くなりますね( ̄▽ ̄;) 今日も清々しい朝を迎えています。

ミサでは、聖マリアの両親 聖ヨアキムと聖アンナの記念日を祝いしてお祈りを捧げました。
そして、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と主を讃えて、
続いて
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
とお祈りしました。
続いて、
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」と祈り、
そして、同僚の病と同じ病の私が親しくしているご婦人のお二人が癒されるようお祈りしました。
終わりに、『大天使聖ミカエルへの祈り』をお祈りしました。
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
とお祈りしました。
nice!(0)  コメント(0) 

「聖母マリアの両親 聖ヨアキムと聖アンナ」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日7月26日は、「聖母マリアの両親 聖ヨアキムと聖アンナ」の記念日です。
聖母マリアの父親である聖ヨアキムと母親である聖アンナの生涯は、2世紀ごろに編集された正典の聖書ではない外典の聖書である『ヤコブ原福音書』に記載されています。それによると、聖ヨアキムはナザレで生まれ、聖アンナと結婚しましたが、長い間子どもに恵まれず、子どもが授かるように神に祈りをささげていました。聖アンナは40歳のころにマリアを産み、マリアを女性として申し分なく教育し、両親はイエス・キリストが誕生した時は生きていたといわれています。聖アンナは、フランス・ブルターニュの守護の聖人となっています。

レオナルド・ダ・ヴィンチ作の「聖母子と聖アンナ」です。1501-1503年に描かれ、現在はフランス・パリ市にあるルーブル美術館に収蔵されています。
聖母子と聖アンナ.jpg
nice!(0)  コメント(0)