「聖ベネディクト修道院長」のお話し [聖人・福者・尊者]

今日7月11日は、「聖ベネディクト修道院長」の記念日です。
聖ベネディクト(イタリア:480年ごろ〜547年、「ヌルシアのネディクトゥス」とも呼ばれます)は、イタリアのヌルシアに生まれ、ローマで勉学に励みましたが、20歳のころスビアコに身を退けました。そこで隠修士ロマヌスに出会い、修道士となって洞窟で厳しい禁欲生活を送りました。やがて聖ベネディクトの名声は高まり、彼に倣おうと多くの青年が集まったので、近くに12の修道院を建てました。529年、彼は数名の修道士を伴ってモンテ・カッシーノに修道院を建て、それは教会で最も有名な修道院となりました。また、彼は修道士のために修道生活の規則「ベネディクトの戒律(会則)」を書き、祈りや生き方などについて分かりやすく述べ、修道士を完徳へ導くものでした。「ベネディクトの戒律(会則)」は、長い間、中世ヨーロッパの修道院制度(生活の規則など)の基礎を築き、西方ヨーロッパの修道院制に重要な役割を果たすものとなりました。
聖ベネディクト.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。