職場のデスク:その107(萬古焼の急須) [職場のデスク&カウンター]

職場で使う急須が、南部鉄瓶の急須から「萬古焼(ばんこやき)」の急須になりました。萬古焼は、私の郷里の三重県四日市市の特産品(四日市萬古焼)です。
萬古焼 急須.jpg
【萬古焼(万古焼・ばんこやき)】
江戸時代中期に桑名の豪商沼波弄山によって生み出され、文人趣味によって発展した焼き物(古万古)でした。古萬古がいったん廃絶した後、各地で萬古焼の再興が試みられ、四日市の萬古焼は幕末期に再興されたものの一つで、明治時代に地場産業として定着しました。
現在の萬古焼は、陶磁器・焼き物の一つとして、葉長石(ペタライト)を使用して耐熱性に優れた特徴を持つ陶器と磁器の間の性質を持つ半磁器(炻器)に分類されています。三重県四日市市の代表的な地場産業であり、1979年(昭和54年)に伝統工芸品に指定されています。その耐熱性の特徴を活かした紫泥の急須や土鍋が有名で、特に土鍋の国内シェアは約8割を占めています。豚を模った蚊遣器「蚊遣豚」でも有名です。四日市市内の橋北地区と海蔵地区で萬古焼が盛んで、四日市市指定無形文化財になています。
この萬古焼の土鍋を持っている方も多いのではないでしょうか。
萬古焼土鍋.jpg
この萬古焼の豚ちゃんの蚊取り器もよく見かけますね。
萬古焼 蚊取り器.jpg
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