クリスマス特集(その11)「シュトーレン」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

2シュトーレン.jpg

今年も、仕事帰りに「シュトーレン」を買ってきました。
シュトーレン(又はシュトレン)は、クリスマス限定のドイツの菓子パンのことです。生地にはドライフルーツやナッツが練りこまれており、表面には砂糖がまぶされています。シュトーレンとは、もともと坑道や地下道の意味です。トンネルの形に似ているからこの名がついたと言われてますが、真っ白でやわらかな粉砂糖に覆われた外観は、クリスマスということもあり、幼子イエス・キリストを包む”おくるみ”に見立てられることも多いようですね。

発祥はドイツのザクセン州のドレスデンで、その歴史は14世紀に遡り(さかのぼり)ます。ドレスデンでは、12月の第1土曜日に巨大なシュトーレンがパレードする祭りが行われるそうです。1329年にキリスト教カトリック教会のナウムブルグ司教へのクリスマスの贈り物が最古の記録とされています。ドイツでは、降誕祭(クリスマス)を待つ待降節(アドベント)の4週間、少しずつスライスして食べる習慣があるそうです。フルーツの風味などが日ごとにパンへ移っていくため、「今日よりも明日、明日よりも明後日と、クリスマス当日がだんだん待ち遠しくなる。」ということですが……、私にはそんな悠長(ゆうちょう)なことはしてられませんね!2日〜3日で食べ終わります!

【悠長】
動作や態度などが落ち着いていて気の長いこと。また、そのさま。「―に構える」「―な話」

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0