「世界召命祈願の日」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日は、復活節第四主日です。1964年、時の教皇パウロ6世は、復活節第四主日を「世界召命祈願の日」と定められました。
「召命(しょうめい)」という言葉を聞くと、まず司祭(神父様)や修道士のことが浮かびますね。しかし、神様は、私達信徒を含めて一人ひとりを固有の召命に招いておられます。ですから、一人ひとりは自分に対する神の招きを識別していく必要があります。一人ひとりにその道があるのです。ある人は与えられた仕事をとおして、ある人は社会活動をとおして、ある人は家庭生活の中で、またある人は定められた特別な使命の道などで。
ですから、すべての人が神様から招かれているという根本的なことを忘れないようにしたいものですね。そのためにも、一人ひとりの心に語りかける神様の声に耳を傾け、その声に従う勇気を祈り求めることが大切になってくると思います。とにかく祈りです。祈りをとおして神様の声を聴くのです。

◯2023年「第60回世界召命祈願の日」教皇メッセージ(2023年4月30日)をお読みください。
テーマ『召命――それは恵みであり使命』
カトリック中央協議会ホームページから
https://www.cbcj.catholic.jp/2023/04/28/27017/
☆ここ5年間のテーマです。
2022年:「人類家族を築くよう呼ばれている」
2021年:「聖ヨセフ──召命の夢」
2020年:「召命についての語」
2019年:「神との約束のために危険を顧みない勇気」
2018年:「主の呼びかけを聞き、識別し、生きる」
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