「陶器製の手作り十字架」のご紹介 [聖品紹介]

今はお昼休みです。
写真は、陶器製のシスター手作りの陶器製の十字架です。ほんのりとした薄い緑色がアクセントになっていますね。縦横7㎝ほどの大きさで、革の手持ちが付いています。この十字架は、四ツ谷のCO・MO・RE Mall(コモレモール)2階にある「東京典礼センター ピエタ」というカトリック教会の聖品などを販売しいる専門店で買い求めました。このお店は、「師イエズス修道女会」が運営しているお店で、店員さんはもちろんシスターです。「ピエタ」のことは、このブログの2021年6月11日の「今日の日記その二2021.6.11(東京典礼センター『ピエタ』)」に詳しく書きましたので、ご覧ください。
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2021-06-11-3
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「携帯用ミニ祭壇」のご紹介 [聖品紹介]

このブログの2017年4月26日の記事として、「携帯用ミニ祭壇のご紹介」を掲載いたしましたが、再度ご紹介いたしますね。大きさは、縦12.3㎝、横6.3㎝、木製で軽量です。
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内側は布張りで、しっかりきちんと作られています。
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これは2013年11月に、職場である大学の学園祭でやっていたフリーマーケットで500円で購入したものです。発見した時は「え~!こんなのがあるんだ~!」と驚き、磔刑像を見て即買いしました。普通に買えば何千円かするのでしょうね。それ以来、仕事や社会活動での地方出張のときは必ず持っていきます。ホテルの部屋にある机に置いて、就寝前と起床時に日課のお祈りをします。便利で重宝な携帯用ミニ祭壇です。最近は、仕事も内勤中心ですし、吹奏楽連盟関係の社会活動も引退したものですから、持ち歩くことがなくなりました。後は旅行で携帯することになるかですね。
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クリスチャン・アクセサリー(その6)「無原罪の聖母マリア」のブローチ [聖品紹介]

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愛用の夏用ジージャンにつけてみました!
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四ツ谷にあるキリスト教専門書籍&カトリック教会聖品専門店「ドン・ボスコ」で買い求めたブローチです!いつものよに高価そうに見えるのですが、上部の留め金が付いた部分(「Ave Maria」とあります)は日本製で300円です。下部にある無原罪の聖母マリア様のメダイはイタリア製で200円です。両方ともバラバラに販売していますが、お店の方がメダイをリボンの留め金につけてくれます。イエス様、聖母マリア様や聖人のおメダイなど、他にも100種類近くありますので、いろいろなアレンジができます。すべてイタリア製ですが、だいたい1個200円〜250円くらいです。いつもながら安くてビックリです!
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クリスチャン・アクセサリー(その5)「親指のマリア(親指の聖母)」のブローチ [聖品紹介]

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愛用のジージャンにつけてみました!
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四ツ谷にあるキリスト教専門書籍&カトリック教会聖品専門店「ドン・ボスコ」で買い求めたブローチです!高価そうに見える?のですが、上部の銀メッキのリボン部分は100円?か150円?、下部にある無原罪の聖母マリア様のメダイは200円で合計300円~350円です。両方ともバラバラに販売していますが、お店の方がメダイをリボンの留め金につけてくれます。イエス様、聖母マリア様や聖人のおメダイなど、他にも100種類近くありますので、いろいろなアレンジができます。すべてイタリア製ですが、だいたい1個200円〜250円くらいです。安くてビックリ!

「親指のマリア」のペンダントは、このブログに2021年3月12日に掲載した「クリスチャン・アクセサリー(その3)親指のマリアのペンダント」をご覧ください。https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2021-03-12-1
「無原罪のマリア」のブローチは、このブログに2021年3月15日に掲載した「クリスチャン・アクセサリー(その4)無原罪のマリアのブローチ」をご覧ください。https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2021-03-15-1
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クリスチャン・アクセサリー(その4)「無原罪のマリア」のブローチ [聖品紹介]

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四ツ谷にあるキリスト教専門書籍&カトリック教会聖品専門店「ドン・ボスコ」で買い求めたブローチです!高価そうに見える?のですが、上部の金メッキのリボン部分は150円、下部にある無原罪の聖母マリア様のメダイは200円で合計350円です。両方ともバラバラに販売していますが、お店の方がメダイをリボンの留め金につけてくれます。イエス様、聖母マリア様や聖人のおメダイなど、おそらく100種類近くありますので、いろいろなアレンジができます。すべてイタリア製ですが、だいたい1個200円〜250円くらいです。安くてビックリ!

ほとんどのカトリック教会は、教会内に聖書、キリスト教関係図書や聖品(ロザリオやメダイなど)を販売する場所がありますから、日曜日の主日のミサがある時間帯にお近くのカトリック教会へ行けば買い求めることができます。(販売していない教会もたります。)ただ、種類や数は限られており、ご紹介したブローチは四ツ谷にあるドン・ボスコに行かないと、メダイをブローチにできないと思います。都内・東京近郊の教会では、聖品を販売する担当者(教会運営委員の信徒)が、ドン・ボスコに行って大量にまとめ買い(仕入れ)していますね。
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クリスチャン・アクセサリー(その3)「親指のマリア」のペンダント [聖品紹介]

今朝のブログの記事に書いた「親指のマリア」のペンダント・トップです。イタリア製です。
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裏側には「私たちのためにお祈りください。」と書いてあります。イタリア製なのに英語なのですね( ̄▽ ̄;)
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「カリス」のお話し [聖品紹介]

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「カリス」とは、ミサにおいてぶどう酒を奉納し、聖別、拝領するときに使用する杯(さかずき)のことです。また、飲むために使われるコップのことを指しますが、キリスト者の間では、初めからミサに使われる器として区別して使われてきました。写真上は、現在一般的に使われている金メッキや銀メッキが施された金属製の「カリス」です。初期の時代は、ガラス製のものも作られましたが、9世紀ごろからは金属で作るようになりました。次第にキリスト教的シンボル(十字架、魚(イクツス)、ブドウの図章)などで装飾されるようになり、宝石や金、銀、メノウなどが装飾として使われるようになっていきました。ルネッサンスやバロック美術の影響を受け、特に中世に作られたカリスは美しく豪華なものが多く残っています(写真下)。まぁ、人間の欲ですな。貧困を愛されたイエス様が、そんな豪華なカリスをどう思われるかです。決してお喜びではないでしょうね。
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この「カリス」の中に入れるのが、ミサにおいて司祭(神父様)の唱える奉献文に出てくる“イエス・キリストの血(ぶどう酒)”です。ミサの中で行われる「聖体の秘蹟」の説明は後日にするとして、ミサの中で奉納祈願と叙唱のあと、司祭(神父様)が次の奉献文(第2奉献文)を唱えます。
「誠に尊くすべての聖性の源である父よ、いま聖霊によってこの供え物を尊いものにしてください。(パンとぶどう酒の上に十字のしるしをする)私達のために主イエス・キリストの御からだと御血(おんち)になりますように。主イエスはすすんで受難に向かう前に、パンを取り、感謝をささげ割って弟子に与えて仰せになりました。『皆、これを取って食べなさい。これはあなたがたのために渡される私のからだである。』
食事の終わりに同じように杯を取り、感謝をささげ弟子に与えて仰せになりました。『皆、これを受けて飲みなさい。これは私の血の杯、あなたがたと多くの人のために流されて、罪の赦しとなる新しい永遠の契約の血である。これを私の記念として行いなさい』」
このあと、司祭が「信仰の神秘」と唱えると、信徒が次のとおり答えます。「主の死を思い、復活をたたえよう、主が来られるまで。」と命じられたように、イエスの記念として、イエスが言われたとおりに行なっています。司祭はさらに続け、「私達は今、主イエスの死と復活の記念を行い、ここであなたに奉仕できることを感謝し、命のパンと救いの杯をささげます。」と続きます。

この奉献文(第2奉献文)の根拠となっている聖書の箇所は、次のとおり新約聖書の4つの福音書の内、3つの福音書に記載があります。すべてイエス・キリストが磔刑(たっけい:十字架に磔(はりつけ)される死刑)にされる前夜の「最後の晩餐(さいごのばんさん)」の場面の一部です。
◯マタイによる福音書:第26章・第26~第28節
「一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに与えながら言われた。『取って食べなさい。これはわたしの体である。』また、杯を取り、感謝の祈りを唱え、彼らに渡して言われた。『皆、この杯から飲みなさい。これは、罪が赦されるように、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。』」

◯マルコによる福音書:第14章・第22~第24節
「一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに与えて言われた。『取りなさい。これはわたしの体である。』また、杯を取り、感謝の祈りを唱えて、彼らにお渡しになった。彼らは皆その杯から飲んだ。そして、イエスは言われた。『これは、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。』」

◯ルカによる福音書:第22章・第19~第20節
「それから、イエスはパンを取り、感謝の祈りを唱えて、それを裂き、使徒たちに与えて言われた。『これは、あなたがたのために与えられるわたしの体である。わたしの記念としてこのように行いなさい。』食事を終えてから、杯も同じようにして言われた。『この杯は、あなたがたのために流される、わたしの血による新しい契約である』」
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自宅祭壇のローソク [聖品紹介]

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先日、四ツ谷にあるキリスト教専門図書&カトリック教会聖品専門店の「サンパウロ」に行き、自宅祭壇用の「蜜蝋(みつろう)100%ローソク」を1箱(9本入り)購入しました(写真)。使いだしてからもう8年になります。この蜜蝋の匂いが好きですね~。でも家族には不評なのです( ̄▽ ̄;) 突然の地震など、火のついたローソクが倒れると危険ですのでなるべく短めのものにし、ローソク立て(ホールド)ではなく、平らなガラス製のローソク台にしています。
ちなみに、このブログの2019年11月3日に掲載した「教会とローソク」の記事をお読みください。詳しく書いています。次のアドレスをクリックしてください。
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2019-11-03
ローソク立て(ホルダー)ではなくローソク台です。ガラス製です。
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自宅祭壇では、ローソク台2つにこのローソク(2本)を灯してお祈りしています。
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【蜜蝋】
蜜蝋(Beeswax)は、ミツバチ(働きバチ)の巣を構成する蝋を精製したものです。ロウは働きバチの蝋分泌腺から分泌され、当初は透明色ですが、巣を構成して巣が使用されるにつれ花粉、プロポリス、幼虫の繭、さらには排泄物などが付着して色がついていきます。
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「聖家族像」のご紹介 [聖品紹介]

Yahooオークションで、350円で落札した「聖家族像」です。中央にイエス・キリスト、向かって左側に聖母マリア様、右側に聖ヨセフ様です。オークション出品者のお話しでは、柘植(つげ)の木でできているそうです。とってもキレイです。これで350円での落札は普通はあり得ません。落札の競争相手がいなかったからですが、安過ぎます。明日のミサの後で神父様に祝福していただきます(^∇^)

開いたところです。
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左側は閉じたところです。右側は少し開いて上から撮りました。
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「不思議のメダイ」のお話し [聖品紹介]

「不思議のメダイ(ふしぎのめだい)」のお話しは、このブログに2018年10月15日以来、4回目の掲載となります。年月など一部修正して再掲載しています。
写真のメダイは、私が1年365日、もう約9年も着けている不思議のメダイ(銀製:Silver925・33㎜)です。お風呂に入るときも寝るときも外しません。神道ではお馴染みの「お守り袋」と同じように思われる方も多いかと思いますが、「お守り袋」とは意味合に違いがあります。カトリック教会の信徒は、男女とも十字架のネックレスをつけるより、この不思議のメダイをつけている方の方が多いですね。ちなみに、プロテスタント教会の信徒の方は、聖母マリア様を崇敬しませんので、この不思議のメダイをつけている方はいません。
私が毎日着けている「不思議のメダイ」です。写真左が表面、写真右が裏面となります。ちなみにイタリア製です(2017年3月24日撮影)。
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<不思議のメダイの表面・裏面について>
◯メダイの表面
聖母マリア様が唱えるよう勧めておられる祈りが、聖母のまわりに刻まれています。私のメダイはイタリア製ですので、イタリア語で”Regina sine labe originali concepta O.P.N.”となっています。ローマにあるバチカン市国で販売している不思議のメダイは、やはりイタリア語のものが多いそうです。当然ですね!ちなみに、不思議のメダイ発祥の地であるフランスでは、フランス語で”O Marie concue sans peche, priez pour nous qui avons recoure a vous”となっています。日本製のメダイは、このフランス語になっていものが多いような気がします。英語では、”O Mary, conceived without sin, pray for us who have recourse to thee”で、ラテン語では”O MARIA SINE LABE CONCEPTA ORA PRO NOBIS QUI CONFUGIMUS AD TE”となります。

いずれにしても、訳(文語訳)は「原罪なくして宿り給いし聖マリア、御身に依り頼み奉る我等の為に祈り給え。(げんざいなくして やどりたまいし せいまりあ おんみによりたのみたてまつる われらのためにいのりたまえ。 )」です。現代語訳では、「無原罪(むげんざい)の聖母マリア、あなたにより頼む私達のために祈ってください。」となります。
聖母は、地球の上半分に悪(サタン)の象徴である蛇を踏み砕いて立っておられます。その手から出る光線は、恵みを願う人々に聖母が注いで下さる恵みを表しています。頭に12の星の冠(私のメダイは省略されています。)を戴いた聖母は、12使徒(イエス・キリストの12人の弟子)の上に立てられた教会の母であり、私達の母であるという意味です。
◯メダイの裏面
十字架、そして聖母マリア様の頭文字のMと愛のシンボルであるイエス・キリストと聖母マリア様の心臓が描かれています。茨(いばら)の冠のイエス・キリストの心臓と槍で貫かれた聖母の心臓。聖母は苦しみのイエス・キリストと一つに結ばれています。 今、天国で主の栄光に与っておられる聖母は、地上を旅する私達のためにとりなしてくださっています。12の星は使徒の上に立てられた教会を表しています。
2018年10月15日に撮影した不思議のメダイです。
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<不思議のメダイが生まれた経緯について>
「不思議のメダイ」とは、聖母マリア様の出現を目撃したフランスのキリスト教カトリックの修道会、「聖ビンセンシオ・ア・パウロの愛徳姉妹会」のシスター(修道女)のカトリーヌ・ラブレ(カタリナ・ラブレ)が、聖母によって示されたお告げとイメージをもとにデザインし、金細工師のアドリアン・ヴァシェットが製作したメダル(メダイユ)のことです。“奇跡のメダイ”とも呼ばれています。

1830年7月18日、フランスはパリの「聖ビンセンシオ・ア・パウロの愛徳姉妹会」で、カトリーヌは寄宿舎の自室で光を感じ、そして子供の声を聞いて目を覚まし、聖堂へ導かれてそこで彼女は聖母マリア様の出現を目撃しました。聖母は、「神はあなたが使命(ミッション)を受けることをお望みです。あなたは(大勢から)否定されるでしょう。でも恐れてはいけません。あなたには必要となるものが神からの恵みとして与えられるからです。 あなたを通じて起こる全ての事柄をあなたの聴罪(ちょうざい)司祭に伝えなさい。時はフランス、世界にとって悪の時なのです。」と話され、聖母の顔に苦痛の色が見えたそうです。聖母は薄まる影のように去り、子供の様な天使に導かれてカトリーヌは寄宿舎の自室に戻りました。

同年11月27日、カトリーヌに聖母マリア様が再び現れ、楕円形の枠の中で地上に立ち、様々な色の指輪をしており、ほとんど指輪からは輝く光線が地上に降り注いでいたそうです。楕円形の枠のへりには”Ô Marie, conçue sans péché, priez pour nous qui avons recours à vous.(フランス語)"(原罪なくやどりたもう聖マリア、我等の為に祈り給え)という文字があり、そして楕円形の枠は裏返り、12の星の輪と十字架の上に乗る大きなMの文字、茨に囲まれた王冠を冠したイエス・キリストの心臓(至聖なるイエスのみ心)と、王冠を冠し剣の刺さった聖母の心臓(聖母マリアの汚れなきみ心)が見えたそうです。

また、カトリーヌは、聖母マリア様が「メダイを作りなさい。今私があなたに見せているような姿で。これを身につける人々は全て大きな恵みを受けるでしょう。このイメージを聴罪司祭に伝えなさ。」と言うのを聞いたそうです。カトリーヌは言われたとおり実行しましたが、司祭は当初カトリーヌの言うことを信じられず、2年間の調査及びカトリーヌの日々の振る舞いについての観察の後、その身元を明かさずにパリの大司教に情報を持っていきました。そして要請は受け入れられてメダイを作る許可が大司教から与えられ、聖母がカトリーヌに示したイメージをもとに金細工師のアドリアン・ヴァシェットによって作り出されました。

<マリー=アルフォンス・ラティスボンヌの回心について>
それ以後、このメダイを身につけ聖母に取り次ぎを願う人々に、いろいろな奇跡の恵みが与えられ、いつとはなしに「不思議のメダイ」と呼ばれるようになりました。メダイに関しての多くの著しい出来事の中の一つは、ストラスブールの“マリー=アルフォンス・ラティスボンヌの回心”ですね。
アルフォンス・ラティスボーンは有名なユダヤ人で、19世紀の中頃イタリアのローマに住んでいました。彼は無神論者でしたが、彼にはカトリック教会の信徒の友人がいました。ある日、友人はラティスボーンに聖母マリア様の不思議のメダイと短い祈りが載っているカードを渡して「このメダイを首にかけて、この祈りを毎日唱えてください。」と願いました。ラティスボーンは「私は無神論者です。宗教に対して興味がありません。」と言って断りました。しかし、友人は執拗に「神様がいらっしゃらなければメダイと祈りは効果がないでしょうが、あなたに害を及ぼすことはありません。どうぞ一ケ月だけメダイを身につけて、この祈りを唱えてください。」と勧めました。

ラティスボーンは友だちの熱意にほだされて、ついにメダイを身につけて、祈りを唱えることを約束しました。約束の一ケ月目の最後の日、ラティスボーンはある教会の前を通りかかった時、突然、教会に入ってみたいという衝動に駆られました。彼が教会に入ったその時、聖母マリア様が美しい姿でラティスボーンにお現れになったのです。驚愕したラティスボーンは大変感激し、なんのためらいもなくその場で洗礼を受けました。その後、ラティスボーンはカトリック司祭となり、聖地エルサレムヘ行ってその地で亡くなるまで、大勢のユダヤの人々に熱心にキリスト様の教えを伝えたのでした。この時に出現した聖母を「シオンの聖母」といい、このご出現もローマ教皇庁は奇蹟として認定しています。

<不思議のメダイの購入について>
カトリックの信徒は、女性・男性とも十字架と同じくらい?いや、十字架よりもこの不思議のメダイをつけている人が多いのですが、お勧めの不思議のメダイは次のとおりとなります!
①カトリックの信徒の多くの方が着けている一般的な銀製(Silver925)の15㎜~30㎝の大きさのものをお勧めします。やはり銀製が普通(標準)でしょう。目立たず地味でいいですよ。ちなみに、シスター達は銀製のメダイです。清貧を旨とするシスター(修道女)達は、贅沢な金製のメダイは絶対につけません。
②女性でしたら15㎜~20㎜くらいの大きさが最適だと思います。男性は20㎜~30㎜くらいの大きさが適当からと思いますが、お店でよく見比べてください。なお、銀製は黒ずんでも衣服は汚れません。
③金製(18金)のものは、やはり高価となります。しかし、銀製のように黒ずむことはありませんので、お手入れはかなり楽ですね。
④その他、鋼製のものは大きさやデザインの違ったものを含め、多くの種類があります。なによりもすこぶる安価で購入しやすいのですが、汗などで錆びてしまうと衣服が錆で汚れますから要注意です。洗濯しても汚れが落ちません!
⑤鎖(チェーン)は黒ずむと手入れが必要です。メダイが金製(18金)であれば、やはり鎖(チェーン)も金製になりますね。メダイが銀製であれば、お勧めするのは耐食性が高く、しかも敏感肌にも優しいサージカルステンレス(医療用ステンレス)製です。私も使用しています。各種の長さのものが「東急ハンズ」にありました。
⑥メダイを購入するお店ですが、私が見て調べたところでは、四ッ谷にある「ドン・ボスコ社」が、金製にしても銀製にしても一番安いですね。それに修道司祭(神父様)がいらっしゃいますから、その場でメダイを祝福(祝別)してくれます。
以上です。
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