教会日記2023.3.30(カトリック成城・聖タデオ教会「聖土曜日・復活の主日・聖なる復活の徹夜祭のミサ」土曜日) [教会日記]

今夜は、カトリック成城・聖タデオ教会で、18時からの「主の過越しの聖なる3日間」の第3目「復活の主日・聖なる復活の徹夜祭のミサ」に与りました。大聖堂と信徒館を合わせて約400?人くらいは集まっていたと思います。
今夜からイエス・キリストがお墓に葬られた後の大安息日で、イエス・キリストの受難と死をしのんで復活の準備をする日です。復活徹夜祭の典礼は、会衆(信徒)全員がローソクを持って行われる第一部「光の祭儀」、そして第二部「ことばの典礼」、第三部「洗礼と堅信」、第四部「感謝の典礼」の4つで構成されました。特徴としては、典礼の中で「洗礼の儀(洗礼式)」が行われ、これは約2,000年前のキリスト教初代教会時代からの伝統になっています。「復活の主日・聖なる復活の徹夜祭のミサ」の詳しいことは、このブログの今朝の記事に書きましたのでお読みください。

「復活の聖なる徹夜祭」は、
第一部「光の祭儀」で火の祝福と任意ですがローソクの祝福が行われます。典礼聖歌341番「キリストの光」を歌いながら司祭を先頭にして会衆が行列して入堂しました………と書きたいところですが、何年かぶりにローソクは復活しましたが、ただ、ローソクを全会衆席に置いて、全員その席のままでローソクに点灯できるようになっていました。ですからローソク行列入堂はありませんでした。
第二部は「ことばの典礼」で、毎年、旧約聖書から第一朗読として「創世記」を朗読、第三朗読で「出エジプト記」を朗読、第七朗読で「エゼキエルの予言」を朗読し、続いて新約聖書から「使徒パウロのローマの教会への手紙」が朗読されました。福音朗読は、今年はB年ですから「マルコによる福音書」の朗読でした。

◯新約聖書:マルコによる福音書・第16章・第1~第7節
「さて、安息日が終わると、マグダラのマリア、ヤコブの母マリア、そしてサロメは香料を買った。それは、イエスに油を塗りに行くためであった。そして週の第一日の朝早く、陽が昇るとすぐ、墓に行った。彼女たちは、「墓の入り口からあの石を転がしてくれる人が、誰かいるでしょうか」と話し合っていた。ところが、目を上げて見ると、石はすでに脇へ転がしてあった。それは非常に大きな石であった。墓の中に入った彼女らは、右手のほうに真っ白な長い衣をまとった若者が座っているのを見て、非常に驚いた。すると若者は言った、「驚くことはありません。あなた方は十字架につけられたイエスを捜しているのでしょうが、ここにはおられません。復活されたのです。御覧なさい、ここがお納めした場所です。さあ行って、弟子たちに、特にペトロに言いなさい。「あの方は、あなた方より先にガリラヤに行かれます。かねて言っておられたとおり、そこで、あなた方はあの方に会えるでしょう」。」
『原文校訂による口語訳フランシスコ会聖書研究所訳注聖書』から

第三部「洗礼式の儀」では、洗礼志願者3人が受洗しました。連願(諸聖人の取り次ぎを願う歌)が歌われ、洗礼志願者に①水の祝福、②③悪霊の拒否、④信仰宣言(続いて洗礼が行われます)、⑤聖香油の塗油、⑥白衣の授与、⑦ろうそくの授与、⑧洗礼名の授与となります。続いて「堅信の儀」となり、①按手、②塗油となります。そして会衆(信徒)全員に対して「洗礼の約束の更新」が行われ、①信仰宣言、②聖水の撒布がありました。また、洗礼式の前にプロテスタント教会からカトリック教会に転会した方に、入会の式が行われました。

◯典礼では、聖歌奉仕で世界に誇る成城教会の聖タデオ聖歌隊から精鋭8人一組で担当しました!歌った聖歌は次のとおりです。ちなみに、聖歌隊の他の組も精鋭です!(*^▽^*)
1.入祭の歌<光の祭儀>
典礼聖歌集第341番「キリストの光」
典礼聖歌集第342番「復活賛歌」
2.いつくしみと栄光の賛歌
典礼聖歌集第46番「神のそそがれる目は」②④
典礼聖歌集第79番「神よあなたはわたしの力」①②③
典礼聖歌集第7番「あなたのいぶうきをうけて」①③
栄光の賛歌612番
3.アレルヤ唱
典礼聖歌集第12番「アレルヤ」①②③
4.洗礼式
典礼聖歌集第343番「諸聖人の連願(新口語版)」
.洗礼の約束の更新後
典礼聖歌集第96番「この水を受けた」
5.奉納の歌
典礼聖歌集第143番「たて琴をかなで」
6.感謝の賛歌613番
7.平和の賛歌614番
8.拝領の歌
典礼聖歌集第165番「喜びに心をはずませ」
9.拝領後の歌
典礼聖歌集第410番「よろびうたえアレルヤ」

私は、2012年4月7日(土)に行われた「復活の聖なる徹夜祭」で、カトリック町田教会の当時の主任司祭であった小池亮太神父様から洗礼を授けてもらい、すでに12年が経ちました。キリスト者(クリスチャン)となって12年が経ったということですね。これからも、主であるイエス・キリストの教えにしたがい、「隣人への愛と赦し」の教えを実践してまいります。主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが皆さんと共にありますように。アーメン
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