2023クリスマス・シリーズ:その5「クリスマス・ケーキ」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今年もこのブログに「クリスマス・シリーズ(特集)」を掲載する季節になりました。数年前からこの時期の恒例となっています。今日は、その5「クリスマス・ケーキ」のお話しです。
「クリスマスケーキ(英語:Christmas cake)」は、元々は “ イエス・キリストの誕生日(クリスマス )” を祝うバースデーケーキがクリスマスケーキの由来と言われています。イギリス、アイルランド、その他のイギリス連邦諸国や日本、フィリピンなどの国々で広く親しまれています。ケーキではない国も多く、アメリカでは、いろいろな種類のパイ、ドイツではシュトレン(後日掲載します!)が有名ですね。
クリスマス・ケーキ.jpg
日本のクリスマスケーキの歴史は、菓子メーカー「不二家(ふじや)」創業の1910年(明治43年)まで遡ります。現代の日本では、スポンジケーキにホイップクリームを塗り、砂糖細工(メレンゲドール)のサンタクロースやクリスマスツリー、イチゴやチョコレートを飾ったものが一般的です。バタークリームが懐かしい!これは、不二家創業者の藤井林右衛門氏が、大正元年にアメリカに修行に渡った際に「イチゴショートケーキ」に出会い、日本人好みの味に改良したことが始まりです。そして、1922年(大正11年)に、クリスマスケーキとしてイチゴのショートケーキを含めたクリスマス特別のケーキの販売を開始しました。

昭和30年頃(1955年~)には関東、関西及び名古屋合わせて50店舗でクリスマスケーキが販売され、不二家の店舗の拡大と同時にクリスマスケーキも普及していきました。日本では、バースデーケーキのようにクリスマスケーキにもローソクを灯すものも見られ、サンタクロースを象ったローソクも見うられますが、イギリス連邦諸国ではクリスマスケーキにローソクに火を灯すことはありません。また、日本では慣習的にクリスマス当日ではなく、前日のイヴの晩に食べられることが多いですね………これではクリスマス・イヴケーキですね(^_^;)
◯写真はこのブログの2019年12月22日に掲載した我が家のクリスマス会で食べたクリスマスケーキです!久しぶりに私の大好きなチョコレートケーキでした。毎年やっていたローソクはやめました2020年からは娘が結婚して別居となり、妻と2人になりましたからケーキはショートケーキにする年もあります(⌒-⌒; )
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◯2023クリスマス・シリーズ(特集)の過去の記事は、次のアドレスをクリックして読んでください。
1.2023クリスマス・シリーズ:その1「クリスマス・マーケット」のお話し
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-11-16
2.2023クリスマス・シリーズ・その2「アドベント・キャンドル」のお話し
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-12-02-1
3.2023クリスマス・シリーズ・その3「クリスマス・ツリー」のお話し
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-12-03
4.2023クリスマス・シリーズ・その4「クリスマス・リース」のお話し
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-12-04
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