「パスツールとロザリオの祈り」のお話し [祈り]

「ロザリオの月(10月)」の最終日にあたり、パスツールとロザリオの祈りのことを掲載いたします。
ルイ・パスツール(フランス:1822年~1895年)は、キリスト教カトリックのクリスチャンで、世界的に有名な生化学の学者、細菌学者です。「科学には国境はないが、科学者には祖国がある」という言葉でも知られていますね。ロベルト・コッホとともに、「近代細菌学の開祖」とされています。分子の光学異性体を発見。牛乳、ワイン、ビールの腐敗を防ぐ低温での殺菌法(パスチャライゼーション・低温殺菌法とも)を開発。またワクチンの予防接種という方法を開発して狂犬病ワクチン、ニワトリコレラワクチンを発明して人々を救っています。
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パスツールについてのある逸話です。
ある時、大学生が汽車で旅行をしていたそうです。隣の席には上品な老人が『ロザリオの祈り』を唱えていました。それに気づいた若者は、その老人に大胆にもこう言ったそうです。
「どうして『ロザリオの祈り』を唱える代わりに、もっとためになる勉強をしないのですか。よろしければ、あなたのためになりそうな本をお送りしますが」と。
老人は「ありがとう。では私の住所にその本を送って頂ければうれしいです」と答えて、彼に名刺を手渡しました。名刺にはこう書いてあったそうです………「ルイ・パスツール。パリ科学研究所」 大学生は赤面しました!今風に言うと「超ビビりました!( ̄◇ ̄;) 」ですね。そりゃそうです!当時最も高名な科学者に助言をしたのですから(⌒-⌒; )
その人は、ワクチンの発明者、世界に名だたる学者で、ロザリオの祈りに熱心な人であったのです。パスツールは、世界最高峰の科学者と同時に、いつもロザリオを持ち歩いてお祈りするという信心深い敬虔なクリスチャンでもあったのです。
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