「日本聖公会東京聖十字教会」のご案内 [教会案内]

このブログに過去何回か掲載いたしましたが、再掲載いたします。
私が勤務する国士舘大学から、歩いて5分もかからない松陰神社通り商店街から少し入ったところ(世田谷区若林四丁目28番8号)に、日本聖公会の「東京聖十字教会」があります。教会自体は1924年に献堂されました。親しみやすい地域の中で、形式ばらない教会が特色となっています。
有名なのは礼拝堂のユニークさですね。この礼拝堂は、1961年にアメリカ人のA・レイモンド氏の設計によって献堂され、「柱状合板」を使用の「合掌造り風」のものとしては、日本最初の建築物です。よく建築専門誌に紹介され、知る人ぞ知るその分野ではとっても有名な建物なのです。
◯この写真は、私が2016年6月15日の早朝に撮影したものです。
平成24年6月27日に72才でお亡くなりになったコメディアン、タレント、俳優、ミュージシャンとして幅広い活動をされた故小野ヤスシさんは、この「東京聖十字教会」に所属する日本聖公会の信徒で、お葬式もこの教会で行われました。洗礼名は十二使徒の一人「バルトロマイ」です。
聖十字架教会1.jpg聖十字架教会.jpg
「聖公会(せいこうかい)」は、イギリスのカンタベリー大主教を精神的指導者とするイングランド国教会から生れ、世界160ヵ国に広がる34の管区と4つの自治区からなるキリスト教会です。信徒は世界に7,000万人。34の管区と4の自治区は教義を共有していますが、それぞれが自治権を有しています。カトリック教会とプロテスタント教会に大別される西方キリスト教会の中で、「聖公会」は、両者の持つ要素を兼ね備え、その中間に位置する教派です。もちろんイギリス王室はこの宗派です。

日本聖公会には、北海道から沖縄に至る11の教区があり、それぞれの教区を司牧する主教がいます。11名の主教の中から一名の首座主教が選ばれて日本管区を構成しています。11の教区には主教・司祭・執事の三職位の聖職や伝道師・宣教師・聖職候補生ら約270名の教役者が約300の教会・礼拝堂・伝道所に遣わされ、教会では約3万2千人の信徒が信仰を守っています。教義として、1930年のランベス会議(全世界聖公会主教会議)において提唱された「ランベス四綱領」を遵奉しています。
第1:旧約および新約の聖書を受け、これを神の啓示にして救いを得る要道を悉く載せたるものと信ずる。
第2:ニケヤ信経および使徒信経に示されたる信仰の道を公認する。
第3:主イエス・キリストの命じ給うた教理を説き、その自ら立て給うた洗礼および聖餐の2聖奠を行い、且つその訓戒を遵奉する。
第4:使徒時代より継紹したる、主教(エピスコポ)、司祭(プレスブテロ)、執事(デアコノ)の3職位を確守する。
(後半部分は日本聖公会管区事務所のホームページから引用)
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