茨の冠がついた十字架のペンダントトップ [聖品紹介]

この珍しいデザインの十字架のペンダントトップは、イエス・キリストが、ゴルゴタの丘で磔刑(たっけい:十字架の刑)された時に、頭にかぶせられた茨の冠がついています。この茨の冠を見ていると、私もこめかみのあたりが痛くなるような感覚になります。作られたのはアメリカで、アンティーク品の復刻品………つまり新品です。素材はスターリングシルバーです。大きさは、6.45(バチカン部分除いて5.8)㎝✕3.5㎝です。私は、365日一年をとおして肌身につけているのは、聖母マリア様の「不思議のメダイ」のペンダントですが、仕事以外のラフな服装の時に十字架のペンダントをつけています(^◇^)
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カトリック教会の聖職者や信徒が十字架を身につけるのは、お守りとしてではなく、また、ファッション感覚で身につけているわけでもありません。これは、「イエス・キリストは、私たち人間のために酷い拷問、苦痛と屈辱に耐え、お一人で私たち人間のすべて罪を背負って十字架上で亡くなられた。」という事実を忘れないために十字架を身につけ、絶えず磔刑の苦しみをは意識し続けるために身につけるのです。これを「偶像崇拝している。」と言う人がいますが、偶像崇拝をしているわけではありません。私の信仰心は、神様がご存じですから何を言われても気にしません。

ロザリオにしてもそうですが、十字架のペンダントもただの物です。ロザリオは「ロザリオの祈り」の時に使う道具です。でも、この道具であるロザリオをお祈りに使うため、私は大切に丁寧に扱うということで聖具(せいぐ)と呼んでいます。そういう意味では、十字架を聖具として身につけているのは、カトリック教会、正教会(ギリシャ正教会、ロシア正教会、ウクライナ正教会、日本正教会など)や聖公会(イングランド聖公会や日本聖公会など)の聖職者と信徒ですね。プロテスタント教会の聖職者やほとんどの信徒はつけていません。ちなみに、仏教のお葬式に十字架のペンダントをつけていくという野暮なことはしませんよ( ̄▽ ̄;)
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