ツツのことば(第1日目) [キリスト者(クリスチャン)]

「変えられない状況などありません。希望のない人間などいないのです。人間が生まれ持っている愛の力を使えば、どんな状況でも変えていくことが出来ます。」

デズモンド・ムピロ・ツツ(南アフリカ共和国:1931年~ )は、キリスト教イギリス国教会の南部アフリカ聖公会のケープタウン元大主教です(2010年に引退)。1984年にノーベル平和賞を受賞、2013年にはテンプルトン賞を受賞しました。
ロンドン大学キングス・カレッジで神学を学び、アパルトヘイト撤廃運動で活躍し、アパルトヘイト撤廃後にアパルトヘイト時代に黒人が受けた人権侵害等を調査するため、真実和解委員会が結成された際には、黒人、白人の双方から信頼されていたツツが委員長に就任し、1998年に調査結果を国民に公表しました。

「悪い」と思うならば、「良くしよう」と思うならば、変革する行動を起こさない限り何も変わりませんね。ツツ氏は、これを「愛の力」を使おうと説いています。物理的な力や心的圧力に頼るのではなく“愛”なのですね。
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