教会日記2023.3.3(カトリック麹町・聖イグナチオ教会「初金のミサ・四旬節第一金曜日のミサ」金曜日) [教会日記]

今夜は、仕事が終わってから四ツ谷にあるいつもの整体院に来たこともあり、まずはカトリック麹町・聖イグナチオ教会での18時からの「初金のミサ・四旬節第一金曜日のミサ」に与りました。毎月第一金曜日は、カトリック教会では「初金のミサ」の日となりますが、どこの教会もだいたい午前10時前後から始まります。平日は、仕事のある信徒はミサに与れません。ですから私の場合は、仕事が終わってからでも間に合う(18時からミサが始まる)聖イグナチオ教会の「初金のミサ」にお世話になっているのです。

私には、聖イグナチオ教会がありますからいいのですが、18時前後に始まる「初金のミサ」がないところは、仕事のある信徒は「初金のミサ」に与れないということですね。平日である金曜日に仕事がある信徒は、「初金のミサ」の対象とされていないということでしょうか。せめて、平日のミサの時間である午前7時ごろに開式してもらいたものです。それでしたら、午前10時にミサに与っている信徒も与ることができるのではないでしょうか………と思うのです。まだ朝は寒いですが、日中は随分と暖かくなりました。

ミサの司式は、聖イグナチオ教会の主任司祭のサトルニノ・オチョア神父様でした。修道会のイエズス会の修道士(ブラザー)ですから、修道司祭ということになります。スペインのご出身(スペイン人)ですが、ものすごく日本語がお上手です。
ミサの開式の前に、18時のアンジェラスの鐘が鳴る直前に『お告げの祈り』が始まり、お祈りと同時に教会の鐘楼からアンジェラスの鐘が鳴り響きました。
ミサでは、まず、主を讃えるお祈りです。
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と祈りました。
そして、主に感謝です。
「今日も清々しい一日を迎えさせていただき、
ご聖体を拝領させていただいたことを感謝申し上げます。」

次に、主により頼むお祈りです。
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
と祈りました。

次に、派遣のお祈りです。
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」
と祈りました。

終わりに、『大天使聖ミカエルへの祈り』です。
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
と祈りました。

【初金(はつきん)】
「あら、どちらにお出かけですか。」
「今日は初金ですので、教会まで。」
カトリック教会の信徒の間では、このような会話をよく聞きます。
ここで、「初金」という言葉がでてきましたが、「初金」とは、文字から想像できるように、月の最初の第一金曜日のことですね。イエス様が十字架の刑で磔になったのは金曜日だったのですが、カトリック教会では、17世紀からこの「初金曜日」の信心をしています。この信心の始まりは、聖女マルガリータ・マリア・アラコックにイエス・キリストがご出現になり、「罪の償いのために、9か月間続けて、毎月の最初の金曜日に、ミサにあずかり聖体拝領をすれば、罪の中に死ぬことはなく、イエスの聖心に受け入れられるであろう。」とお約束なさったことに由来しています。以来、“初金の信心”は全世界のカトリック教会に広がり、「初金のミサ」が行われています。
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