「洗礼者聖ヨハネの誕生」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日6月24日(水)は、「洗練者聖ヨハネの誕生」の祭日です。洗礼者聖ヨハネ(洗礼=バプテスマのヨハネ)の誕生の祭日は、カトリック教会だけでなく、日本正教会(ギリシャ正教会)、日本聖公会(イギリス国教会)、プロテスタントのルーテル教会派も祭日となっています。
イエス・キリストの半年前に生まれたとされるため、クリスマスの半年前の6月24日に誕生日が定められたそうです。キリスト教で、誕生日が聖名祝日となっているのは、イエス・キリスト、聖母マリア、そして洗礼者ヨハネの3名だけです。イエス・キリストに先駆けた洗礼者ヨハネは、聖人の中でも特別な存在となっています。

エルサレムにある神殿の聖所で、その日の務めを果たしていたザカリア(妻エリザベトの夫)に大天使カブリエルが現れ、ヨハネの誕生を告げられたことが『ルカによる福音書』に次のとおり書かれています。
◯新約聖書:ルカによる福音書:第1章・第13~第17節
「み使いは言った、「恐れることはない、あなたの妻エリザベトは男の子を産む。その子をヨハネと名づけなさい。あなたは喜び楽しみ、多くの人もその誕生を喜ぶ。その子は、主の前に偉大な者になになるからである。彼はぶどう酒も、強い酒を飲まず、母の胎内にいる時から聖霊に満たされ、イスラエルの多くの子らを、彼らの神である主のもとに立ち返らせる。彼はエリヤの霊と力をもって主に先立って行き、父の心を子に、不従順な者を正しい人の思いに立ち返らせて、心構えのできた民を、主のために用意する。」
『原文校訂による口語訳フランシス会聖書研究所訳注聖書』から
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