旧約聖書:シラ書・第30章・第21〜第25節 [聖書]

「悲しみに負けて気力を失うな。
あれこれ思い悩むことはない。
朗らかな心は、人を生気にあふれさせ、喜びは長寿をもたらす。
気分を変えて心を奮い立たせ、悲しみを遠くへ追い払え。
悲しみは多くの人を滅ぼした。
それは何の益にもならない。
ねたみや、怒りは寿命を縮め、思い煩いは人を老けさせる。
快活な心は食欲を旺盛にし、食べ物をおいしく味わわせる。」

旧約聖書から『シラ書』です。このブログに2017.6.12以来、3回目の掲載となりますが、一部加筆・修正して再掲載します。
『シラ書』は、『集会の書』又は『ベン・シラの知恵』とも呼ばれています。ユダヤ教及びキリスト教プロテスタントでは外典ですが、キリスト教カトリック教会及び正教会(日本正教会、ギリシャ正教会、ロシア正教会など)では、旧約聖書の正典に含めています。内容は、さまざまな教訓の集成です。人間関係、教育や礼儀作法など、生活のあらゆる領域に及ぶ教訓が中心になっています。いわゆる格言集の一種です。

「ねたみや、怒りは寿命を縮め、思い煩いは人を老けさせる。」お言葉のとおりです!「それは何の益にもならない。」お言葉のとおりです!余計なこと=悲しみ、妬み、恨み、憤り・怒り、思い煩いなどは、何の益にもならないのです。「朗らかな心は、人を生気にあふれさせ、喜びは長寿をもたらす。」そして、「快活な心は食欲を旺盛にし、食べ物をおいしく味わわせる。」のです、最後のところがいいですね~「食べ物をおいしく味わわせる。」私にピッタリです(⌒-⌒;)細かい説明はいらないですね。お読みいただいたとおりです!
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