「第31回世界病者の日」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

昨日2月11日は、「第32回世界病者の日」でした。昨日掲載するのを忘れていました(⌒-⌒; )
これは、ヨハネ・パウロ2世教皇によって定められました。ヨハネ・パウロ2世教皇は、世界旅行の際にも、一般謁見の際にも、常に、病者の方々と会うことを最優先なさっていました。こうした、教皇だからこそ、「世界病者の日」をお決めになられたのでしょう。教皇は、1985年、教皇庁に「教皇庁医療使徒職評議会」という新評議会を設置し、1993年から、2月11日、<ルルドの聖母>の祝日に「世界病者の日」を記念するようになりました。
この日は、全世界の病気で苦しんでいる方に、ふさわしい援助の手がさしのべられるように祈るとともに、病気の人自身が、苦しみの意味をよく受け止めることができるように奨められています。また、教会関係者のみでなく、一般の医療機関にも訴えるようにも奨められています。
◯フランシスコ教皇の「2024年『第32回世界病者の日』教皇メッセージ(2023.1.10)」は、カトリック中央協議会の次のページをご覧いただき、長文ですが是非お読みください。
https://www.cbcj.catholic.jp/2024/01/26/29024/

◯『病者のための祈り』
病気をしている方のために祈る祈祷文です。このブログに4回目の掲載となります。
病気で苦しんでいる方のために心を込めて祈りましょう。
「恵み豊かな神よ、
私たちの生涯はあなたの手によって導かれています。
御子(おんこ)イエスは、
私たちの苦しみを負い、
悲しみを担ってくださいました。
病の床にある兄弟(姉妹)◯◯◯◯さんのために祈ります。
苦しみの中で、キリストと共に十字架を負う人を、
キリストの力によって強めてください。
あなたの恵みによって健康を回復し、
(教会の集いの中で)心からの感謝をささげることができますように。
私たちの主イエス・キリストによって。
アーメン。」
◯病気をしているご本人のお祈りは次のとおりです。
「神よ、
私は心をこめて祈ります。
病気で苦しむ私に目をとめ、
不安と孤独と失望に沈む時も、
私を支えてください。
病気を試練として受けとめ、
それに耐えさせてください。
私は苦しみをキリストの十字架に合わせ、
私自身と人々の罪を償います。
多くの病人を癒したキリストよ。
私の上に、
あなたのいつくしみ深い御手(みて)を差し伸べてください。
私たちの主イエス・キリストによって。
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