今日の日記2021.1.22(アメリカ合衆国新大統領就任!) [日記]

アメリカ合衆国大統領就任式が首都ワシントンで行われ、第46代大統領にジョセフ・バイデン氏が就任しました。これでアメリカ国民は、トランプ前大統領のアメリカ第一主義と分断の政治に別れを告げ、バイデン新大統領による世界融和と結束の政治に変わることでしょう。まぁ、前途はものすごく多難であると思いますが、アメリカ国民は、他人への寛容さがいかに大切であるかを認識することになるでしょうね。

さて、バイデン氏はカトリック教会の信徒です。歴代大統領で、カトリック教会の信徒は第35代大統領のジョン・F・ケネディだけでしたが、これでカトリック教会の2人目の大統領となりました。アメリカは圧倒的にプロテスタント教会の信徒が多いですから、カトリック教会の信徒が大統領に選ばれるのは珍しいことです。ちなみに、下院議会の女性議長で民主党のナンシー・ペロシ氏もカトリック教会の信徒です。

新大統領の任期は、アメリカ合衆国憲法修正第20条により、大統領選挙一般投票翌年の1月20日正午(アメリカ東部標準時)から開始されますが、憲法第2条第1節8項により、大統領はその職務を執行する前に、「私は合衆国大統領の職務を忠実に遂行し、全力を尽して合衆国憲法を維持、保護、擁護することを厳粛に誓う(又は確約する)。」との宣誓(又は確約)をする義務があります。また、明文上の規定はありませんが、冒頭は「私、(宣誓する大統領のフルネーム)は~」と始め、最後に「神よ照覧あれ(So help me God)」と付け加えるのが慣例となっているそうです。宣誓ですが、宣誓する右手を上げて左手を配偶者などが持ち支える聖書の上に置く決まりがあります。さすがキリスト教国ですね。
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