「十字架称賛」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日9月14日は、十字架称賛(じゅうじかしょうさん)の祝日です。このブログの2018年9月14日に掲載した記事をそのまま掲載いたします。
人々の救いと勝利の希望であるイエス様の十字架を思い起こす祝日です。十字架の崇敬は、335年にイエス様のお墓の上に立てられた復活聖堂の献堂の祝典に関連して定められたと言われています。エルサレムでは、すでに5世紀から復活聖堂の献堂を記念する9月13日の翌日に、キリストの十字架を礼拝する習慣がありました。これは次第に東方教会全体に広まっていきましたが、西方教会(ローマ典礼)にこの習慣が取り入れられたのは 7世紀になってからです。
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十字架上で、イエス様は多くの人々の罪のあがないのために、ご自身を生け贄(いけにえ)として捧げられました。ですから、イエス様の十字架は、私たちにとって新しい命への出発点ともなったのです。この十字架は、「十字架の言葉は、滅んでいく者にとっては愚かなものですが、わたしたち救われる者には神の力です」(新約聖書:コリントの信徒への手紙第二・第1章・第18節)と書かれています。

祈り
「聖なる父よ、
あなたは人類の救いのために、
御ひとり子が十字架をになうようにお定めになりました。
十字架の神秘を信じるわたしたちが、
永遠にその勝利にあずかることができますように。
アーメン」
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