「マリアの御名(みな)」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日9月12日は、「マリアの御名(みな)」の任意の記念日です。このブログの2018年9月12日に掲載した記事をそのまま掲載いたします。
聖ヨアキムと聖アンナはユダヤの習慣に従って、聖母の誕生後8日目に、「マリア」と命名しました。この記念日は、1513年にスペインで祝われたのが始まりとされているそうです。1683年、オスマン帝国がヨーロッパに進軍し、キリスト教を脅やかされるようになりました。ヨーロッパ連合軍を指揮していたポーランドの王ヤン3世ソビェスキは、自分自身と兵士たちを聖母マリア様にゆだねて戦いに臨み、勝利したのが9月12日でした。教皇インノチェンチオ11世はこの勝利に感謝し、主の降誕の8日間の日曜日に全教会で祝うよう規定しました。その後1911年、教皇ピオ10世のときに9月12日と定められました。
マリアという名は、ヘブライ語では「婦人」を意味し、中世には「海の星」と解釈されました。聖ベルナルドは、「マリアがヤコブから出た輝く星であり、全世界を照らし、信じる人びとの道を照らす星である」と述べています。マリアのみ名を呼ぶことで、神の母である聖母マリア様を愛し、もっと親しくなるよう教会は招いています。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。