「祈りの成就」のお話し [聖書]

新約聖書の四福音書から、「祈りの成就」についての聖句(イエス・キリストのみ言葉)を選んで書き出しました。

◯マタイによる福音書:第21章・第22節
「信じて祈るならば、求めるものは何でも得られる。」

◯マルコによる福音書:第11章・第23節、第24節
「しかも心に疑わず、自分の言ったようになると信ずるなら、それは聞き入れられる。」
「だから、言っておく。祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになる。」

◯ルカによる福音書:第11章・第9節、第10節
「そこで、わたしは言っておく。求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」
「だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。」

◯ヨハネによる福音書:第14章・第13節、第14節
「わたしの名によって願うことは、何でもかなえてあげよう。」
「わたしの名によって何かを願うならば、わたしがかなえてあげよう。」

聖句の前半部分の「祈るならば」、「求めるものは」及び「願うことは」は、後半部分の「得られる(得られた)」、「そのとおりになる」、「与えられる」及び「かなえてあげよう(かなえられる)」となります。願うことも求めることも祈ることの範疇に入ると思いますが、結果はすべて成就するということになります。

大切なことは信じることです。心の底から信じることです。とことん信じることです。そこには微塵も疑いや不安はないわけです。信じなければ祈りは成就しません。これが信じて熱心に祈り続けると成就するのです。信じられないかもしれませんが成就します。でも、もちろん成就しないこともありますよ。

私は願い求める祈りが成就すれば、今度は“感謝の祈り”を捧げます。しかし、成就しなかった場合は「祈りが十分ではないのか(祈りが足らない・祈りが弱い。)。」、「これは神様が何か意味をお与えになった。」又は「これは神様がお与えになった試練だな。」と、試練だと思う場合は耐えれるようにお祈りします。このお祈りは黙想となり、ここから神様との対話が生まれます。

黙想の中で、神様にありのままをすべて告白してさらけ出し(……告白する前から神様はすべてをご存知ですが)、「なぜお祈りがかなえられないのですか?」という問いではなく、「この試練に耐えさせてください。」というお願いをします。そのために「どうすればよろしいのでしょうか。」……と続けます。黙想の中で、いかに神様と対話(お話し)ができるかですね。聖書の聖句を心に刻み、深くより深く黙想をしていかなければなりません。必ずや成就することを信じて。
祈りましょう
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