コーリー・テン・ブームのことば(第1日目) [キリスト者(クリスチャン)]

「赦しは、怒りの扉を開き、憎しみの手錠を外す鍵です。それは悲痛の鎖を断ち、利己心という足かせを断つものです。イエスの赦しは、わたしたちの罪を取り除くばかりでなく、あたかも罪などなかったかのようにしてくださるのです。」

コーリー・テン・ブーム(オランダ:1892年~1983・女性)は、キリスト教プロテスタント教会のクリスチャンで、第二次世界大戦中に多くのユダヤ人をナチスから助けたホロコーストの生残者です。ブームは、その体験を同名の映画にもなった自伝『わたしの隠れ場』に書き、1967年にイスラエルから諸国民の中の正義の人の栄誉を受けました。詳細は、次の著作をお読みください。感動そのものです。涙を流さない人はいないでしょう。
『わたしの隠れ場』いのちのことば社
『主のための放浪者-わたしの隠れ場 続編-』いのちのことば社
『何という愛』いのちのことば社

この言葉にある「赦し」は、「隣人への愛」と同様にイエス・キリストの最大の教えです。人に対する怒り、憤り、憎しみ、妬み、恨み、これらはすべて罪になるのですが、これを克服して赦すことは生涯にわたる大きな課題となります。それほど難しいものだと思います。イエス・キリストが私たちを赦したように、私たちも人を赦して心を解放すること。これが真の信仰となるのですね。この言葉は、ブームの信仰告白でもあります。
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