「聖アンデレ金と同志殉教者」のお話し [聖人・福者・尊者]

今日は、「聖アンドレ金と同志殉教者」の記念日です。
アンデエレ金 = 金大建(韓国:キム デゴン・1821年~1846年)は、朝鮮王朝時代の最初のカトリック司祭です。1857年教皇庁によって尊者とされ、1925年には列福、1984年に教皇ヨハネ・パウロ2世によって他の102名の殉教者と共に列聖されました。
◯韓国にある聖アンデレ金司祭のお墓です。
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韓国にキリスト教が伝わったのは18世紀の終わりごろで、年に数回中国に派遣される使節が持ち帰った書物によるといわれています。アンデレ金司祭は、カトリック信者の父、清俊(1839年殉教、聖人)のもとで、幼いころから信仰深く育てられました。1836年、フランスの宣教師モバンから洗礼を受け、彼の勧めで、崔良業(チェヤンオブ)ら2人の青年とともにマカオ神学校に入りました。韓国で西洋の学問を修めた最初の人物で、1845年に中国の上海で司祭となり、キリスト教迫害が厳しい韓国に戻り宣教活動をしましたが、翌年捕えられて斬首刑となりました。現在は、韓国の司祭の保護者となっています。
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