旧約聖書:シラ書(集会の書)・第30章・第21〜第25節 [聖書]

「お前の魂を悲しみに委ねるな。
好き好んで自ら悩むな。
心の楽しみは人間の命であり
喜びは人の長寿につながる。
気を紛らわせて、お前の心を慰め
悲しみを遠くへ追い払え。
悲しみは多くの者を滅したからだ。
悲しんでも何の得にもならない。
妬みと憤りは寿命を縮め
気苦労は人の老化を早める。
朗らかな心は、食欲を旺盛にし
食べ物にも気を配るようになる。」
『聖書協会共同訳聖書』から

『シラ書』は、『集会の書』又は『ベン・シラの知恵』とも呼ばれています。ユダヤ教及びキリスト教でもプロテスタント教会では、使用する聖書(旧約聖書)には収録されていない、すなわち「外典(がいてん)」ですが、キリスト教のカトリック教会及び日本正教会(ギリシャやロシアの正教会など)では、使用する聖書(旧約聖書)に収録して、すなわち「正典」としています。内容は、さまざまな教訓の集成です。人間関係、教育や礼儀作法など、生活のあらゆる領域に及ぶ教訓が中心になっています。いわゆる格言集の一種です。

この聖句(聖書の言葉)には、副題として「晴れやかな心」とあります。「妬みと憤りは寿命を縮め、気苦労は人の老化を早める。」お言葉のとおりです!気苦労=悲しみ、妬み、恨み、憤り・怒り、思い煩いなどは、何の益にもならないのです。「朗らかな心は、食欲を旺盛にし」そして、「食べ物にも気を配るようになる。」のです、最後のところがいいですね~私にピッタリです(⌒-⌒;)説明はいらないですね。お読みいただいたとおりです!
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