旧約聖書:シラ書(集会の書)・第9章・第9節 [聖書]

「夫のある女と席を同じくし、彼女とともに、ぶどう酒を酌み交わして楽しむな。さもないと、お前の心は彼女に傾き、お前は血にまみれて破滅に陥るだろう。」
『原文校訂による口語訳フランシスコ会聖書研究所訳注聖書』から

なんと!既婚女性が同席する呑み会はダメだということですね?Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン…………誠に残念であります!何時の時代も男性にとっては、美しい女性に気が引かれるものです( ̄▽ ̄;)………これはあくまでも一般論です。しかし、結婚している女性に心が奪われるとは、男としてはまったく修行が足りませんね~(⌒-⌒; )心が彼女に傾いて、血にまみれて破滅するのですぞ!(; ̄O ̄)これは理性の問題でもありますが、自らでなくても、女性の方からの誘惑はあり得るわけです。「誘惑」の2文字は、自分の信仰心が試される大問題ですね( ̄▽ ̄;)

旧約聖書には、他にも「誘惑に負けると身を破滅させてしまう」という聖句(聖書の言葉)があります!誘惑ということでは、次の聖句の方がリアルですね~!
◯旧約聖書:箴言・第7章・第6~第27節
「わたしが家の窓から格子を通して外を眺めていると浅はかな者らが見えたが、中に一人意志の弱そうな若者がいるのに気づいた。 通りを過ぎ、女の家の角に来るとそちらに向かって歩いて行った。 日暮れ時の薄闇の中を、夜半の闇に向かって。 見よ、女が彼を迎える。遊女になりきった、本心を見せない女。 騒々しく、わがままで自分の家に足の落ち着くことがない。 街に出たり、広場に行ったりあちこちの角で待ち構えている。

彼女は若者をつかまえると接吻し厚かましくも、こう言った。 「和解の献げ物をする義務があったのですが今日は満願の供え物も済ませました。 それで、お迎えに出たのです。あなたのお顔を捜し求めて、やっと会えました。 寝床には敷物を敷きましたエジプトの色糸で織った布を。 床にはミルラの香りをまきましたアロエやシナモンも。 さあ、愛し合って楽しみ朝まで愛を交わして満ち足りましょう。 夫は家にいないのです、遠くへ旅立ちました。 手に銀貨の袋を持って行きましたから満月になるまでは帰らないでしょう。」

彼女に説き伏せられ、滑らかな唇に惑わされて、たちまち、彼は女に従った。まるで、屠り場に行く雄牛だ。足に輪をつけられ、無知な者への教訓となって。 やがて、矢が肝臓を貫くであろう。彼は罠にかかる鳥よりもたやすく自分の欲望の罠にかかったことを知らない。 それゆえ、子らよ、わたしに聞き従いわたしの口の言葉に耳を傾けよ。 あなたの心を彼女への道に通わすな。彼女の道に迷い込むな。 彼女は数多くの男を傷つけ、倒し殺された男の数はおびただしい。 彼女の家は陰府への道、死の部屋へ下る。」
『新共同訳聖書』から

このようなお話しが聖書にあるとは正直ビックリです!Σ( ̄ロ ̄lll) しかし、なかなかリアルに表現していますね~。これはいけませんよね~でも、私も一度でいいのでお誘いを受けてみたいのですが。いやいやいけませんね!( ̄▽ ̄;) 既婚者のすることではないです。 “陰府”とは、死後に生前の罪業によって刑苦を受ける世界のことで、いわゆる“地獄”のことです。誘惑に負けるとこのようになるのです。身に覚えのある経験者は、さっそく悔い改めましょうね!
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