「スータン」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

写真は、カトリック教会の司祭(神父)が着ているスータンです。
スータン(フランス語)とは、カトリック教会の司祭(神父)が平常着る足下くらいまである長い服(平服)のことです。英語ではキャソックといいます。カトリック教会では、司祭(一般的に私達が呼称としている神父様のこと)は黒、司教は赤紫、枢機卿は赤、教皇は白色のスータンを着ることになっているそうです。ミサでは、アルバ、ストラやカズラといった別の祭服を着ることになります。
スータン.jpg
どこの教会の神父様も毎日は着ていらっしゃらないのですが、ある神父様のお話しですと、ほとんどの神父様が必ず共通して着る時はお葬式の時だそうです。なぜか?特に火葬場ではいくつかのお葬式とご一緒しますから、一番多い仏教のお坊さんに対向?して着るそうです………本音は?「スータンを着ていないと、司式しているのがキリスト教の司祭(神父)だということが、一般の方には分からないから」とお話しされていました( ̄◇ ̄;) ボタンは全部で33個もあるのですが、これはイエス様が地上で過ごした33年間を表しているといわれているそうです。ボタンをかけるときには、一つひとつお祈りしながらかけるとのことです。これは大変ですね〜!(⌒-⌒; )
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