ケネーのことば

「財産の価値は得た時に、友人の価値は失った時にわかる。」

フランソワ・ケネー（フランス：1694年～1774年）は、カトリック教会のクリスチャン（と思われる）で、フランスの医師・有名な経済学者です。
重農主義の考え方の基礎を提供した『経済表』を出版したことで知られています。これは、分析的手法で経済活動についての説明を試みるという、経済思想への最初の重要な貢献の一つと見ることができそうです。1718年外科医となり、1749年からはルイ15世の宮廷医師としてヴェルサイユ宮殿で暮らしました。後に貴族に列せられますが、50歳代で経済学の研究を志し、農業の生産力を高めることが重要であると説いた『経済表』を発表し、重農主義経済学の祖と仰がれました。
この言葉に説明はいりませんね。さすが経済学者らしい表現をした名言です。