ミサにおける「栄光の賛歌」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

この記事は、カトリック教会の信徒にしか分からない内容になっています。信徒以外の皆さんには誠に申し訳ございません。
新しいミサの司式が昨年の11月27日(日)の待降節第一主日から変更となり、約2か月半が経ちました。主な変更点は、応唱文(言葉)が文語調から口語調に現代語になったことです。毎日、平日のミサに与っているためか、「栄光の賛歌」を除いて変更されたところは覚えてしまいました。もう『ミサ式次第【会衆用】簡易版(光明社)』を見なくても応唱できるようになりました。しかし、「栄光の賛歌」は、主日のミサや聖人などの祭日・祝日のミサにしか唱えず、また、四旬節の間はミサでの「栄光の賛歌」は唱えませんので、ミサ中に覚える機会がなくなりました。そこで、この四旬節の期間中に一生懸命覚えて、四旬節が終わったらミサで唱えることができるようにしようと思います。

旧歌詞と新歌詞は、「アーメン」を入れて全部で15行です。違うところは、前述したとおり①文語調から口語調へと現代語になったことと、②旧歌詞の3行目から6行目までの4行の順が、新歌詞では、4 → 5 → 6 → 3の順に変わったことです。①は、現代語になって、少し丁寧な語句に変わっただけですから覚えやすいのですが、②は、この順番を間違わないようにしなければならないのです。しかし、旧歌詞を完璧に覚えているというか、もともと歌で覚えたものですから頭の中に音符が入っているわけで、これを覚えるの至難の業です( ̄▽ ̄;) まぁ、声に出して練習?特訓?するしかないですね!

◯旧歌詞
1 天のいと高きところには神に栄光、
2 地には善意の人に平和あれ。
3 われら主をほめ、主をたたえ、
4 主を拝み、主をあがめ、
5 主の大いなる栄光のゆえに感謝し奉る。
6 神なる主、天の王、全能の父なる神よ。
7 主なる御ひとり子、イエス・キリストよ。
8 神なる主、神の小羊、父のみ子よ。
9 世の罪を除きたもう主よ、われらをあわれみたまえ。
10 世の罪を除きたもう主よ、われらの願いを聞き入れたまえ。
11 父の右に座したもう主よ、われらをあわれみたまえ。
12 主のみ聖なり、主のみ王なり、主のみいと高し、
13 イエス・キリストよ。
14 聖霊とともに、父なる神の栄光のうちに。 
15 アーメン。

◯新歌詞
1 天には神に栄光、
2 地にはみ心にかなう人に平和。
3 神なる主、天の王、全能の父なる神よ。
4 わたしたちは主をほめ、主をたたえ、
5 主を拝み、主をあがめ、
6 主の大いなる栄光のゆえに感謝をささげます。
7 主なる御ひとり子イエス・キリストよ、
8 神なる主、神の小羊、父のみ子よ、
9 世の罪を取り除く主よ、いつくしみをわたしたちに。
10 世の罪を取り除く主よ、わたしたちの願いを聞き入れてください。
11 父の右に座しておられる主よ、いつくしみをわたしたちに。
12 ただひとり聖なるかた、すべてを越える唯一の主、
13 イエス・キリストよ、
14 聖霊とともに父なる神の栄光のうちに。
15 アーメン。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。