支援活動日記2022.12.27(ホームレス支援・言問橋) [支援活動日記]

今日は仕事が終わってから、あるホームレスの方が居住している隅田川にある言問橋(ことといばし)に行ってきました。訪ねたのは、毎月第一・第三木曜日にホームレス支援活動をしている台東区日本堤の「いろは商店街」に来ているホームレスの大柄な男性です。今回で3年連続となります。支援活動で配っている服のサイズが合わず、5Lのダウンジャケットが手に入りましたので、それを届けに行ってきました。もちろん新品です!支援活動で配っている服や下着のサイズは、S・M・L・LLなのです。5Lサイズはとてもとても準備できないのです。

今年も遅くなりましたが、クリスマス・プレゼント?それとも早いですがお年玉?ですか(⌒-⌒; ) 今回は、なぜか幸運にも即お会いできました!昨年は、言問橋の両岸を2時間ほど歩き回ったのですが、お会いできなくて結局お渡しできませんでした〜( ̄◇ ̄;)
さすがに5Lはでかい!( ̄▽ ̄;)
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隅田川沿いには、ホームレスの方がブルーシートで作ったテントがいくつかあります。景観的に或いは衛星的に、また、防犯上もよくないとのことで区の職員の方に移動するように言われたり、時には強制的に排除されることもあります。ホームレスになった方にはいろいろな理由があります。勤めていた会社が倒産した、会社をリストラされた、高齢で働けない、健康でも仕事にありつけない、なんらかの理由で家族から見放された、精神的に不調をきたし、路上生活を余儀なくされている………などなど、ホームレスになった理由は様々です。厚生年金の受給者はいいですが、勝手なことに生活保護は決まりごとが多いからと嫌がる人もいます。

地下鉄銀座線浅草駅から徒歩約10分のところにある言問橋です!
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橋の入口正面に東京スカイツリーが大きく見えます!
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言問橋の浅草側です。この辺りは昭和20年3月10日の東京大空襲で亡くなられた方を仮埋葬した場所で、死者はなんと10万人超、負傷者は4万~11万人、被災者全体で100万人超しました。鎮魂の慰霊碑が建てられています。手を合わせて永遠の安息をお祈りしました。
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ホームレスになった人にはいろいろな理由があるのです。行政には限界があり、国や地方自治体ができないところを私たちが支援しなければなりません。イエス・キリストは、「隣人をあなた自身のように愛しなさい。」と福音で説いています。私たちが愛すべき隣人とは、体の不自由な人、病気で弱っている人、貧困にあえいでいる人たちのことです。ホームレスの皆さんを含め、私たちのまわりにはたくさんの隣人がいます。この厳寒の季節、コロナやインフルエンザに怯え、一日のほとんどを食料の確保に費やし、空腹のまま寝ることもしばしばです。このような人たちに愛の手を差し伸べることですね。善き行いのすべては愛の実践です。

この言問橋の浅草側岸は、現在は隅田公園となっていますが、戦後直後は「蟻の街」として有名なところでした。写真は、「蟻の街」があったところです。詳しいことは、このブログの2022年4月23日に掲載した次の記事をお読みください!
◯「蟻の街のお話し・第一話 尊者エリザベト・マリア北原怜子のことば」
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2022-04-23
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