「母の日」のお話し [日記]

今日5月8日(日)は、「母の日」です。
お母さんに感謝して赤いカーネーションを贈ります。ところで。母の日は5月ということは知っていても、5月のいつかは覚えていないという方は案外いらっしゃるようです。日本では、毎年5月の第2日曜日が母の日ですね。いわば移動記念日です………「日本では」ということは、世界的には国によって日に違いがあるのです。では、母の日を祝う習慣はどのようにして生まれたかご存じでしょうか?その起源は、いろいろな説があるようです。
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よく知られているのは「アメリカのウェストヴァージニア州で、アンナ・ジャービスという女性が亡き母を追悼するため、1908年5月10日にフィラデルフィアの教会で白いカーネーションを配ったのが始まり」という説ですね。日本では、母の日のイベントが初めて行われたのは明治末ごろで、1915年(大正4年)には教会で お祝いの行事が催されるようになり、徐々に民間に広まっていったそうです。ちなみに、現在では、お母さんが健在であれば赤いカーネーションを贈り、亡くなっている場合は白いカーネーションを供えることになります。

このブログの5月1日に掲載した「聖母月(5月)のお話し」に書きましたが、この聖母月の期間中に聖母祭を行なっている国があります。日本のカトリック教会やカトリック系の学校でも、お祝いの行事をやっている教会や学校はあるそうです。その聖母祭では、よくカーネーションを献花します。カーネーションには、十字架にかけられたイエス様を見送った、聖母マリア様が落とした涙から生じた花だという話しがあります。白いカーネーションは、十字架にかけられる前のイエス様と聖母マリア様を象徴し、赤いカーネーションは、イエス様の体から散った血の色や復活したイエス様を象徴しているのです。花言葉は、赤は「愛を信じる」。白は「私の愛は生きている」です。母性愛を象徴した花ですね。日本でも5月の母の日にはカーネーションを贈ります。カーネーションを贈る人も、贈られる方も、イエス様や聖母マリア様のように誠実な愛を実現して欲しいと願う5月ですね。
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