旧約聖書:詩編・第51編・第3〜第17節 [聖書]

この詩編・第51編は、罪を悔い改めた人の心を慰めるために書かれた詩編です。詩編は、全部で150編ありますが、自分の悪い行い(悪事)を認めて後悔する内容の詩が7つあります。それは第6、第32、第38、第51、第102、第130及び第143編ですが、その中でもこの詩編・第51編は、特に信仰を揺さぶる内容となっています。この詩編は「ダビデ王の人生の中でも最も罪悪感に満ちた時(パト・シェバとの姦淫の罪その他諸々の罪)に書かれた。」と言われています。まぁ、悔い改めについての祈りは、私の右に出る人はいないでしょう!私が一番得意とするところです( ̄▽ ̄;) 反省です!

「神よ、わたしを憐れんでください
御慈しみをもって、深い御憐れみをもって
背きの罪をぬぐってください。
わたしの咎をことごとく洗い
罪から清めてください。
あなたに背いたことをわたしは知っています。
わたしの罪は常にわたしの前に置かれています。
あなたに、あなたのみにわたしは罪を犯し
御目に悪事と見られることをしました。
あなたの言われることは正しく
あなたの裁きに誤りはありません。
わたしは咎のうちに産み落とされ
母がわたしを身ごもったときも
わたしは罪のうちにあったのです。
あなたは秘儀ではなくまことを望み
秘術を排して知恵を悟らせてくださいます。
ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください
わたしが清くなるように。わたしを洗ってください
雪よりも白くなるように。
喜び祝う声を聞かせてください
あなたによって砕かれたこの骨が喜び躍るように。
わたしの罪に御顔を向けず
咎をことごとくぬぐってください。
神よ、わたしの内に清い心を創造し
新しく確かな霊を授けてください。
御前からわたしを退けず
あなたの聖なる霊を取り上げないでください。
御救いの喜びを再びわたしに味わわせ
自由の霊によって支えてください。
わたしはあなたの道を教えます
あなたに背いている者に
罪人が御もとに立ち帰るように。
神よ、わたしの救いの神よ
流血の災いからわたしを救い出してください。
恵みの御業をこの舌は喜び歌います。
主よ、わたしの唇を開いてください
この口はあなたの賛美を歌います。」

第18節以下
「もしいけにえが、あなたに喜ばれ焼き尽くす献げ物が御旨にかなうのなら、わたしはそれをささげます。しかし、神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。打ち砕かれ悔いる心を
神よ、あなたは侮られません。御旨のままにシオンを恵みエルサレムの城壁を築いてください。そのときには、正しいいけにえも、焼き尽くす完全な献げ物も、あなたに喜ばれ
そのときには、あなたの祭壇に雄牛がささげられるでしょう。」
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