新約聖書:ローマの信徒への手紙・第12章・第9〜第21節 [聖書]

「愛には偽りがあってはなりません。
悪を退け、善に親しみ、兄弟愛をもって互いに深く愛し、互いに相手を尊敬し、怠らず励み、霊に燃えて、主に仕えなさい。希望をもって喜び、苦難を耐え、たゆまず祈り、聖なる者たちに必要なものを分かち、旅人をもてなすよう努めなさい。
あなたがたを迫害する者を祝福しなさい。祝福するのであって、呪ってはなりません。喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい。互いに思いを一つにし、高ぶらず、身分の低い人々と交わりなさい。自分は賢い者と思ってはなりません。誰にも悪をもって悪に報いることなく、すべての人の前で善を行うように心がけなさい。できれば、せめてあなたがたは、すべての人と平和に過ごしなさい。
愛する人たち、自分で復讐せず、神の怒りに任せなさい。「『復讐は私のすること、私が復讐する』と主は言われる」と書いてあります。「あなたの敵が飢えているなら食べさせ、渇いていたら飲ませよ。そうすれば、燃える炭火を彼の頭に積むことになる。」悪に負けることなく、善をもって悪に勝ちなさい。
「聖書協会共同訳 聖書」から

新約聖書の中にある「ローマの信徒への手紙」です。この手紙の中で「キリスト者の生活指針」という表題のあるところです。このブログに6回目の掲載となります。すべてが大切な言葉ですね。表題のとおり、私達クリスチャンが日々の生活の規範としなければならない内容となっています。
私が特に重要視したい言葉は、まず「喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい。」ですね。喜びも悲しみも相手に寄り添うことの大切さを説いています。そして、「自分で復讐せず、神の怒りに任せなさい。『復讐は私のすること、私が復讐する』と書かれているからです」。これは、人間に罪を犯させないように、神様が代わって報復されるということです。最後に「悪に負けることなく、善を持って悪に勝ちなさい。」は、誘惑に負けて悪しき行いをしないように、善き行いをもって善い人間になるようにということです。どれも重要な言葉ですね。
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