支援活動日記2021.1.7(山谷夜回りの会活動) [支援活動日記]

今夜は、ホームレス支援活動グループ「山谷夜回りの会」の活動に参加してきました。今年最初の活動となりました。今日は、東京都、千葉県、埼玉県及び神奈川県に緊急事態宣言が再発令されました。2月7日までの1ヶ月間ということです。ですから、不要不急の行動は自粛しなければなりませんが、この山谷夜回りの会活動のホームレス支援は《必要至急》の行動であることを宣誓しておきます!

ここのところ、最低気温が0度という厳しい寒さを迎えています。私の「路上生活体験会」の参加経験からいっても、明け方の寒さは身体にこたえます………というか、寒くて寝れません( ̄◇ ̄;) 新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザにも注意が必要ですね。「山谷夜回りの会」は、東京の寄せ場地域(日雇い労働者の町)である山谷地区で暮らす野宿者(ホームレス)の皆さんに、おにぎりやパンの食べ物、生活に必要な物資を夜回りしてお届けしている団体です。第一・第三木曜日の19時30分にJR南千住駅改札前に集合し、おにぎり、パンや日用品などをホームレスの皆さんにお配りしています。「山谷夜回りの会」の詳細は、ホームページをご覧ください。
https://yomawari.yomibitoshirazu.com/

気温が低いためか?とっても空気が澄んでおり、東京スカイツリーが透きとおって見えるほどキレイでした!
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毎回毎回このブログに書いていることですが、私は一人の人間として、また、キリスト者(クリスチャン)としても、このような支援活動を行うことが本望であり、若い時からの念願でした(若いころもやっていましたが、30年ほどお休みしていました、8年前に再開し、またお休みして一昨年の10月から再開しました)。働けなくて経済的に困窮し、路上生活を余儀なくされている人、家族に見放され精神時に不調をきたし、路上生活を余儀なくされている人、ホームレスになった人にはいろいろな理由があるのです。行政には限界があり、国や地方自治体ができないところを私たちが支援しなければなりません。イエス・キリストは、「隣人をあなた自身のように愛しなさい(新約聖書:マタイによる福音書・第22章・第39節)」と福音で説いています。隣人への愛の実践ですね。

今夜も台東区端の泪橋交差点から少し歩いた所にある、《いろは商店街(以前は200mほどのアーケード商店街でした)》に、ビニールシートのテントで寝ている方を含めて40人ほどのホームレスの皆さんが私達を待っていました。集まった8人でホームレスの皆さんに、手作りおにぎり、マスク、タオル、軍手、石鹸、歯ブラシ、髭剃り、靴下、上下の下着類、ズボン、毛布、寝袋などをお配りしました。集まった皆さんは、私のような仕事帰りの社会人は少数派ですが、中心になるのは大学生や若い20歳代~30歳代の社会人で、若い人たちが使命感を持って支援活動に取り組んでいます。

一年をとおして寒さは厳しくなる時期です。今夜は特に風が強くて体感気温は1度〜0度くらいだと思います。活動終了後の反省会で、毛布配布担当の方が話していたのですが、歩道側の寝ていたホームレスの方は、所持している毛布が1枚しかなく、あのままだったら凍死するかもしれなかったとのことでした。さっそく厚手の毛布3枚をお渡ししたそうです。とにかく風邪をひかないように気を付けてもらいたいものです。ホームレスの皆さんは路上で寝る方も多く、底冷えする極めて悪い環境にありますから、体調には十分に気を付けていただきたいですね。活動が終了して反省会を行って21時過ぎに解散し、今は既に帰りの電車の中です 。
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