「幼いイエスの聖テレジアおとめ教会博士」のお話し [聖人・福者・尊者]

今日10月1日は、幼いイエスの聖テレジアおとめ教会博士の記念日です。このブログの2019年10月1日に掲載した記事を一部修正して再掲載いたします。聖テレジア(リジューのテレーズ又はリジュの聖テレジア:フランス: 1873年~1897年)は、キリスト教カトリックのカルメル会(フランス)の修道女で、本名はマリー・フランソワーズ・テレーズ・マルタンといいます。修道名は「幼きイエスのテレーズ」という名です。カトリック教会の「聖人」に列せられ、カトリック教会に列せられた33人の「教会博士」の一人でもあります。
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聖テレジアの後半生は肺結核が悪化し、1897年9月30日に 24歳で亡くなりました。聖テレジアは亡くなる際、「もう苦しむことができなくなりました。苦しみはすべて、私にとって甘美なのですから。」と語ったと伝えられます。24歳で他界した後、自伝『ある魂の物語』が出版され、聖テレジアの遺志は世の人々に知られることになりました。若くして世を去りましたが、その著作は今日でも世界中で広く読まれ、日本でも人気のある聖人の一人になっています。記念日は10月1日で、「リジューのテレジア」、「幼きイエスのテレーズ(テレジア)」、「小さき花のテレジア」などとも呼ばれています。聖テレジアに関する書籍は、東京女子跣足カルメル会訳で『幼いイエスの聖テレーズ自叙伝 その三つの原稿』(ドン・ボスコ社、1996年)など、他にも多数あります。

【教会博士】
キリスト教カトリック教会において、聖人の中でも特に学識にすぐれ、信仰理解において偉大な業績を残した人に送られる称号のことです。
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