バルタザール・グラシアンのことば [キリスト者(クリスチャン)]

「こちらの考えに常に同意し、こちらが笑えば笑い、泣けば泣くような人を友にしてはいけない。それなら鏡があればこと足りる。」

バルタザール・グラシアン(スペイン:1601年~1658年)は、キリスト教カトリックの修道会司祭(イエスズ会)で哲学者、神学者です。著作の中でも、「エル・クリティコン("あら探し屋"の意)」は、「ドン・キホーテ」や「ラ・セレスティーナ」と並んで、スペイン文学における最も重要な作品の一つであるとされています。スペインと、フランスとカタルーニャの連合軍との間で戦われたカタルーニャ反乱では、スペイン軍に従軍してカタルーニャで戦い、兵士達から“勝利の司祭”と呼ばれ慕われましたた。
バルタザール・グラシアンの言葉は、確か2回目?の掲載になります。

この言葉のとおりですね。真の親友とは、何でもかんでも賛同してくれる、ある意味“自分にとって気持ちのいい人”ではなく、嫌なことでも本人に面と向かって言ってくれる人のことです。特に好意をもっている人には言いたくないと思うのが一般的な人間です。嫌われることを覚悟で言ってくれる人は、多くはありませんというか稀なことだと思うべきですし、自分もそのような人間でありたいと思います。それが本当の親友であり“信頼関係”ですね。
しかし、難しいですね。最近まで親友だと思っていた人達が、所詮は”他人事”でしかなく、親友でないことがよくわかりました。私は、ある組織で嫌われ役に徹してきました。でも、皆さんにはそのようなことは他人事になるのですね。もう疲れました。
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