「鴨川の河川敷」のお話し [日記]

独身時代のことですが、仕事で大阪に出張があり、東京に帰る前に京都まで足を伸ばして先斗町(ぽんとちょう)辺りを散策し、道をそれて鴨川に出ました。その時の思い出話しですが、鴨川の河川敷というか、土手にカップルがたくさん並んでいる風景を見て、「いいな~恋人同士が肩を寄せ合い、鴨川のみなも(水面)を眺めながら楽し気に話しをしてる。」と、とっても羨ましく思ったものでした(*^▽^*)
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ところが、それと同時に「なんで、みんな測ったように規則正しくキレイに等間隔に並んでいるんだろう?」と思ったのです。これは「鴨川等間隔の法則」といって心理学的にも研究がされているそうです。今だったらソーシャルディスタンスといったところでしょうか。実は、これはパーソナルスペースという「他人に侵入されると無意識に不快に感じる空間の概念」が作用しているからだそうです。鴨川のカップルたちにも同じような概念が働いたわけですね。でもこれって、確実に日本人の特有の道徳?美徳?の「他人に迷惑をかけてはいけない」という意識と、これまた日本人特有の「他人に倣う」又は「他人と同化する」とう意識が働いていますよね。

ハッキリ言ってものすごく憧れましたね~。これは東京の多摩川や隅田川ではダメなんです。やはり風情のある京都の鴨川が最高なのです。それも暑い夏の陽が落ちた夕刻です。あの若いころ、将来の奥さんは、絶対に京都で生まれ育った優美でしとやかな京女だと思ったものです。あぁ~進学する大学は東京ではなく京都にすればよかったのに~!現在65歳、もうすぐ結婚40周年となる今となっては………妻に叱れる!( ̄▽ ̄;)
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