「聖ピオ10世教皇」のお話し [聖人・福者・尊者]

今日8月21日は「聖ピオ10世教皇」の記念日です。
ピオ10世(Pius X、1835年〜1914年)又はピウス10世は、1835年にイタリア・ベネチア地方のリエーゼ村で生まれました。司祭に叙階され、司教、ベネチア大司教を務め、ローマ教皇(在位:1903年〜1914年)に選ばれました。本名はジュゼッペ・メルキオッレ・サルトです。カトリック教会の聖人であり、16世紀のピウス5世以来、400年ぶりに教皇として列聖された人物でもあります。
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保守的な教皇として知られ、「近代主義」と「相対主義」をキリスト教を脅かす思想として警戒しました。また、教会内においては教会法の改正を指示し、グレゴリオ聖歌の典礼における利用を推進した。また、ジャンセニスムの影響で聖体拝領を敬遠する信徒が多くなっていた状況を憂い、頻繁な聖体拝領と子供の早い時期での初聖体を奨励しました。
日本のカトリック教会に対しても配慮し、幕末以来パリ外国宣教会しか入っていなかった日本に、他の修道会の宣教を許可した。自身もイエズス会に日本での活動を依頼しています。後に、これが上智大学創立へつながることになりました。
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