『ミサ きのうきょう ミサがよくわかるために』のご紹介 [キリスト教と読書]

今日は、『ミサきのうきょう ミサがよくわかるために 改訂版』をご紹介いたします。
この本は書名が示すように、「カトリックで行われているミサはどのうようにして現行の形式になったのか。ミサでは何が行われているのかなど、歴史的背景とその意味をわかりやすく解説。今回、改訂版発刊にあたり、「第二バチカン公会議後の日本におけるミサの歩み」について、日本カトリック典礼委員会の宮越俊光氏による解説を新たに収載。」とドンボスコシャのホームページに紹介されています。
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ミサにおける歴史的背景や司式の意味など、ミサの基本的な知識を得られる内容となっています。これを読んでミサに与ると、心を新たにでき新しい発見ができるのではないかと思います。著者のピエール・ジュネル氏は、最も信頼の厚い典礼学の専門家の一人で、パリ・カトリック学院で典礼学講座を長年担当されました。同学院の創立当初から長年にわたり副学長の要職を務められた方です。
なお、昨年(2022年)の11月末に新しい「ミサ式次第」が施行され、奉献文などが変わっていますのでご承知おきください。

〈目次〉
推薦のことば
序文
○きのう 二千年の歴史
1 主の晩餐から教会の感謝の祭儀まで
2 イスラエルの遺産
3 ユダヤ・キリスト者の諸教会における感謝の祭儀
4 ギリシャ・ローマ社会の諸教会における感謝の祭儀
5 殉教者時代の感謝の祭儀
6 平和到来後の教会建設の林立
7 教父時代の感謝の祭儀
8 蛮族侵入時代の感謝の祭儀
9 カロリンガ王朝時代の感謝の祭儀
10 中世における感謝の祭儀
11 カトリック教会刷新時代の感謝の祭儀
12 典礼刷新期の感謝の祭儀
13 第二バチカン公会議後の感謝の祭儀
○きょう 主日のミサ
・感謝の祭儀の風景
14 主の日
15 会衆
16 あなたの家は美しい
17 祭壇の神秘
18 書と杯
19 白の装い
20 わたしは手を高く上げてあなたに祈る
21 神に向かって歌おう
・ことばの典礼
22 罪びとの民、喜びおどる民
23 神のことばを聴く
24 預言者、使徒書、福音書
25 キリストの声、教会の声
26 イエズスのよい訪れ
27 よい土地に落ちる種
28 唯一の主、唯一の信仰
29 すべての人のために祈りなさい
・感謝の典礼
30 パンとぶどう酒
31 神の栄光と世の救いのためなた
32 感謝の祈り
33 いつも、どこでも感謝する
34 受難の前夜
35 わたしの記念として
36 聖霊において
37 聖徒の交わりのなかで
38 主が来られるまで
39 第一奉献文
40 第二奉献文
41 第三・第四奉献文
42 わたしたちの日ごろの糧を今日もお与えください
43 主の平和がいつもみなさんとともに
44 パンを裂く
45 みな、これを取って食べなさい、みな、これを受けて飲みなさい
46 祭儀を超えて あなたがたはわたしの証人となるであろう
付録 日本におけるミサ典礼の刷新
キリシタン時代とミサ/第二バチカン公会議後の日本におけるミサの歩み
監修者あとがき
事項索引
◯詳細
書名:『ミサ きのうきょう ミサがよくわかるために 』四六判並製243頁
著者:ピエール・ジュネル
訳者:菊地多嘉子
監修:中垣 純
定価:本体1,100円(税込)
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