渡辺和子シスターのことば(第9日目) [キリスト者(クリスチャン)]

「仏頂面(ぶっちょうづら)をして、他人の暮らしまで暗くする権利はない。不機嫌は、立派な環境破壊。」

渡辺和子シスターのことは、「渡辺和子シスターのことば(第1日目)2023.7.19」をご覧下さい。
この言葉は私の “ 毎日気をつけること ” の日課としている言葉です。なんで不機嫌な顔をするのでしょうか。元々その人が仏頂面であれば、何とも思わないのかもしれませんが、笑うときがあるのなら、わざと不機嫌な表情をするのは止めるべきです。人を威圧したり、暗い雰囲気にしておもしろいのでしょうか。これは回りが大変な迷惑をします。
それを “ 人心掌握術 ” のように捉えている人がいますし、それを他の人に教えている人もいます。確かに他の人を威圧して従わせることができるのでしょう。しかし、これはもう、ヤクザの “ 恫喝(どうかつ) ” となんら変わりありません。このような人は、恫喝は野蛮な行為であるということを死ぬまで(死んでも)気がつかないのでしょうね。悔い改めることなく死を迎えれば、つきることのない蛆と燃え盛る炎に包まれる地獄に落ちるという報いを受けます。

これよりも悪いとうか、最悪なのが “ 無視 ” です。これも私は経験しました。ついには慣れてしまいましたが。本人がわざとしているのがよく分かるのです。まず私とは目を合わせない、他の人の方を向いて話して私の方には向かない。渡辺氏は「環境破壊」と説いておられますが、これはもう最高で最適な言葉ですね。
いつもそうですが、私はこのような人には心の底から憐れみを感じます。常々かわいそうな人だと思うのです。才能があってもこれでは人間・大人としての基本的な資質に欠けていますね。このような人こそ神様の憐れみといつくしみが必要であると思います。仏頂面も無視も “ 悪意 ” です。私たち人間は、悪意だけは絶対にしてはいけません。神様からみれば立派な大罪です。

【仏頂面】
仏頂面の「仏頂」は「仏頂尊」のことで、仏頂尊とはお釈迦様の頭上(仏頂)に宿る広大無辺の功徳(くどく)から生まれた仏のことです。仏頂尊の面相は、知恵に優れて威厳に満ちていますが、無愛想で不機嫌にも見えることから「仏頂面」という言葉が生まれたと考えられています。その他、嫌そうな顔つきの「不承面(ぶしょうづら)」、ふて腐れた顔つきの「不貞面(ふてづら)」から音変化によって「仏頂面」になったとする説もあります。

【恫喝】
何らかの目的のために脅して恐れさせるという意味です。「調子に乗るな!」など、大声で暴言を吐くことは「恫喝」に該当します。気を付けましょう!
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