レオナルド・ダ・ヴィンチのことば(第4日目) [キリスト者(クリスチャン)]

「芸術に決して完成ということはない。
途中で見切りをつけたものがあるだけだ。」

レオナルド・ダ・ヴィンチのことは、「レオナルド・ダ・ビンチのことば(第1日目)2023.7.12」をご覧ください。
芸術は、絵画や彫刻だけでなく音楽も芸術ですね。芸術は創造そのものであって、「完成」とか「最終」などといったものはありません。その絵画や音楽ですが、コンクール・コンテストにおいて、たまに満点を付ける審査員がいます。例えば満点が100点であれば100点を付けるわけですが、この芸術といわれる創造するものにおいて満点はあり得ないのです。芸術に最高点はないのです。芸術は作るではなく、創造するものということがわかってないのですぬ。

私は、40年以上も吹奏楽連盟の役員として連盟運営や事業実施を担っていたものですから、コンクールやコンテストの審査員の選任をしていました。ある年のコンクールで、満点の100点を付けた審査員がいましたが、次の年からお呼びしなかったですね。プロであろうとアマチュアであろうと、ものごとの最終である完成品を演奏したりしているわけではないのです。“ 完成により近い ” 作品なのですね。ダ・ヴィンチのおっしゃられているとおり「見切り」です。
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