新約聖書:ローマの人々への手紙・第5章・第3~第5節 [聖書]

「そればかりでなく、
苦難さえ誇りにしています。
苦難は忍耐を生み、
忍耐は試練に磨かれた徳を生み、
その徳は希望を生み出すということを知っています。
この希望はわたしたちを裏切ることはありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心の中に溢れでているからです。」
『原文校訂による口語訳フランシスコ聖書研究所訳注聖書』から

忍耐こそが希望への光となるのです。忍耐と感じる時こそ祈り続けるのです。そうすれば、希望の光であるイエス・キイストの父である神様が、必ずや聴き留めて報いてくださるのです。これを信じて祈りを実践することが信仰なのですね。
ところで、港区赤坂一丁目から六本木一丁目にまたがる複合施設「アークヒルズ(ARK Hills)」の一画に「サントリーホール」があります。そのホール正面入口左側の噴水奥の石壁に、森トラスト・ホールディングス創業者の故森泰吉郎氏銘の聖書から採られた聖句(聖書の言葉)の「碑」があります。今日ご紹介している『ローマの人々への手紙』の第5章・第3~第4節からの聖句ですね。
「然のみならず
患難をも喜ぶ
そは
患難は忍耐を生じ
忍耐は練達を生じ
練達は希望を生ずと
知ればなり」
森氏石碑.jpg
森 泰吉郎(1904年:明治37年~1993年:平成5年)は、日本の実業家で経営史学者です。森トラスト・ホールディングス創業者であり、学者としては横浜市立大学教授で商学部長などを務めました。青年時代にプロテスタント教会の霊南坂教会で洗礼を受けた敬虔なクリスチャンでした。ちなみに、「アークヒルズ」の「アーク(箱舟)」も旧約聖書の『創世記』からの命名です。
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