セルバンテスのことば(第1日目) [キリスト者(クリスチャン)]

「どんな困難な状況にあっても、解決策は必ずある。
救いのない運命というものはない。
災難に合わせて、どこか一方の扉を開けて、救いの道を残している。」

ミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラ(スペイン:1547年~1616年)は、キリスト教カトリック教会のクリスチャンで作家です。特に『ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ(ドン・キホーテ)』の著者とし有名ですね。
セルバンテスの言葉のとおりです。「困難」、「災難」という言葉は、「試練」という言葉に置き換えることができます。新約聖書のコリントの信徒への手紙第一・第10章・第13節にある聖句(聖書の言葉)と同じです。

◯新約聖書:コリントの人々への第一の手紙・第10章・第13節
「あなた方を襲った試練は、何一つとして人間に耐えられないようなものではありませんでした。神は信頼に値する方です。耐えられないような試練にあなた方を遭わせるようなことはなさらず、むしろ、耐えることができるように、試練とともに抜け出る道をも用意してくださるのです。」
『原文校訂による口語訳フランシスコ会聖書研究所訳註聖書』から

この聖句には何度も励まされ、助けられ、そして救われました。私の解釈は、「試練とともに抜け出る」ということで、「試練と正対して、前に進みつつも抜け出る(前に突き抜ける)」というものです。神様は、私達が試練に襲われている時、決して見捨てることなく、いつも抜け出る道(どこか一方の扉を開けて、救いの道)を用意して(残して)くださっているのですね。
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