プルーストのことば [キリスト者(クリスチャン)]

「幸福を与えてくれる人に感謝しよう。そうした人々は魅力的な庭師で、そのおかげでわれわれの魂に花が咲くのである。」

ヴァランタン=ルイ=ジョルジュ=ウジェーヌ=マルセル・プルースト(フランス:1871年~1922年)は、カトリック教会のクリスチャンで、20世紀のヨーロッパを代表する作家の一人です。しかし長い名前ですね~。パリにおいて医学者の息子として生まれ、母はユダヤ人です。パリ大学で法律と哲学を学んだ後は、ほとんど職に就かず華やかな社交生活を送り、30代から死の直前まで大作『失われた時を求めて』を書き続けました。もちろん他にも著作はあります。また、同性愛者であったと伝えられています。

この言葉の場合、私は常にまわりの人達に感謝しなければならないくらい幸せを与えてもらっていますが、この<魂に花が咲く>という表現が、いかにもフランスの作家らしい表現の仕方ですね。私も幸せを与える方の人にならなければと思います。この言葉は、喩をもちいて表現していますが、素敵な花(=幸福)を咲かせるほどの庭師(=影響力のある人)になりたいものです。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。