「貧しい人のための世界祈願日」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日11月13日(日曜日:年間33主日)は、「貧しい人のための世界祈願日」です。2015年12月8日から2016年11月20日の間に、私たちカトリック教会は「いつくしみの特別聖年」をお祝いしました。この閉年にあたって、フランシスコ教皇は、使徒的書簡『あわれみあるかたと、あわれな女』を公布されましたが、この中で、教皇は「貧しい人のための世界祈願日」を年間第33主日に行うように定められました。

イエス・キリストが、常に貧しい人や弱い人の立場に立ち、新約聖書:マタイによる福音書・第25章・第31節~45節のたとえ話にあるように、「わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである」とおっしゃっています。このキリストに倣い、私たち一人ひとりは、貧しい人々や社会の中で弱者とされている人々に寄り添って奉仕するように求められているのです。

本来であれば年間を通して実行しなければならないことですが、特に、年間33主日は、「いつくしみ」そのものであられるイエス・キリストを思い、祈り活動する日としたいものです。
◯貧しい人のための世界祈願日メッセージ
2022年 第6回「イエス・キリストはあなたがたのために貧しくなられた」
2021年 第5回 「貧しい人々はいつもあなたがたと一緒にいる」
2020年 第4回 「貧しい人に援助の手を差し伸べよ」
2019年 第3回 「貧しい人の希望は決して失われない」
2018年 第2回 「この貧しい人が呼び求める声を主は聞いてくださった」
2017年 第1回 「口先だけではなく、行いをもって愛し合おう」
◯カトリック中央協議会のホームページに「第6回「貧しい人のための世界祈願日」教皇メッセージ」がありますので、是非ともお読みください!
https://www.cbcj.catholic.jp/2022/10/26/25761/
◯「貧しい人のための世界祈願日」共同祈願(例文)
https://www.cbcj.catholic.jp/2017/11/17/15157/
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